iPad mini Retinaディスプレイ:インプレッション

  • Day:2013.11.15 22:56
  • Cat:iPad
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Appleおよび、KDDI、ソフトバンクモバイルが今週から発売を開始した「iPad mini Retinaディスプレイ」について簡単にインプレッションを掲載します。撮影に使用したのは、iPad mini Retinaディスプレイ(スペースグレイ)。

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Pros:
1) Retinaディスプレイ対応
2) A7チップ/64ビットアーキテクチャへのスペックアップ

1) iPad miniがようやくRetinaディスプレイに対応した。iOSユーザーは「iPhone 4」以降のiPhoneや「iPad (3rd generation)」のRetinaディスプレイに目が慣れていたため、昨年初代iPad miniがリリースされた際、どう見てもディスプレイの解像度が見劣りした。その状況が1年越しでようやく解決した。326ppiでディスプレイの精細さは満足できるものになり、Kindleなどの電子書籍でも美しい活字を観ることが出来るようになった。

2) A5から一気にA7にバンプした。64ビットアーキテクチャ搭載A7とM7モーションコプロセッサの組合せにより、パフォーマンスは一目瞭然。重たいアプリケーションはもちろん、ウェブブラウジングや通常の画面推移でもその違いが確認できるほど動作が速い。

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Cons:
1) 価格が高い
2) 厚い・重い
3) 「Touch ID」非搭載

1) 実はiPad Airのインプレッションでも欠点に挙げたのは高価な端末価格。iPad mini Retinaディスプレイは、Wi-Fiモデルの16GBで41,800円から、容量が32GB、64GB、128GBとなるにつれて約1万円ずつ端末価格が上がっていく。同じ7インチクラスで競合のGoogle Nexus 7 (2013) が27,800円(16GB)なので、約1万5千円の差となる。

2) iPad mini Retinaディスプレイは、第1世代と比較して厚さが0.3mm増して、重さが23g(Wi-Fiモデル)重くなった。Retinaディスプレイとのトレードオフに他ならないが、同時発表のiPad Airが小型軽量化したことも比較の要因となり、iPad miniの中途半端なサイズ感が端末選びにも影響しそうだ。

3) iPad Airの欠点でも挙げたことなのでコピペする。→iPhone 5sで搭載された「Touch ID」が非搭載だった。iPhone 5sを1ヶ月使用していて、このシステムならばiPadでも有効だと感じていただけに、指紋認証の搭載が見送られたのは残念。今後発売されるモデルで採用されることを望みたい。

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さて、iPad mini Retinaディスプレイの発売については、週の半ばにオンラインストアで受注開始され、国内では翌日から販売店に並ぶという異例の状況だった。なんとかホリデーシーズンに間に合わせたとは言え、話題性を得ないシナリオ無しのアドリブ扱いは、なんとなくiPad Airが主役であることを示しているようだ。

一部報道では、Appleは5インチ後半クラスのファブレット端末を開発していると伝えられている。仮にそのサイズでiOSデバイスのラインナップが追加されると、iPad miniは更に微妙な立ち位置のサイズ感になりそうだ。その先を見据えた「iPad mini Retinaディスプレイ」の扱いの表れなのかもしれない。

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