レビュー:パナソニックモバイル「ELUGA P P-03E」(さらっとスマチェン!篇)

IMG_8213.jpg

NTTドコモの2013年夏モデルの1つで、パナソニックモバイルコミュニケーションズ製Androidスマートフォン「ELUGA P P-03E」(6月15日発売)に関する説明会がITmediaで開催されたので参加しました。

前回はITmediaで開催された説明会の様子をレポートし、製品の特徴を見ていきました(製品コンセプト篇)。今回からは、お借りしたELUGA P P-03Eを実際に使用して、ある視点からのレビューを掲載していきます。


さて、パナソニックモバイルは、ELUGA P P-03Eの広告で「さらっとスマチェン!」を展開しており、テレビCMをご覧になったことがある方も多いと思います。

さらっとスマチェン!とは、つい先日までフィーチャーフォン(従来型の携帯電話、以下 携帯電話)を使用していたユーザーが、スマートフォンに乗り換えても違和感なく利用できるくらいの配慮が端末側にある、という初スマホユーザーに優しいスマートフォンであることを表したコピーです。

そしてこのレビューでは「さらっとスマチェン!篇」としてお送りしています。今回のレビューでは、これまで携帯電話を使用していたユーザーが、ELUGA P P-03Eに機種変更したときにどのような利点があり、初スマホユーザーをもてなしてくれるのか、配慮があるのかにスポットしてご紹介していきます。

初期設定

Screenshot_2000-01-01-00-03-51.png Screenshot_2000-01-01-00-03-57.png

端末を初めて起動した時に表示されるディスプレイが初期設定で、この初期設定の項目である程度ターゲットユーザーが見えてきます。ELUGA P P-03Eはスマチェン!を掲げているわけですから、もちろん初心者向けの項目が多く、特に「文字入力方法」と、実は「スリープまでの時間」は携帯電話からの乗り換えユーザーが一番困るところです。

私も個人的に聞かれることが多いのは「スリープまでの時間」で、初期設定で表示されない端末では標準で10秒や15秒に設定されているため、どこから変更できるかわからない人は「画面がすぐに消えて困る!」となります。最初に設定できるとそういう設定があるということが伝わる意味でも分かりやすいですね。

文字入力(ケータイキー)

IMG_8221.jpg

そしてもう一つの「文字入力方法」。iPhone以降はスマートフォンでフリック入力という新たな入力方法がポピュラーになり、以前からあるQWERTYキー入力に並んで主流となっています。一方で、携帯電話では「テンキー入力」オンリーのため、乗り換えるユーザーは当然「テンキー入力」を求めます。

ELUGA P P-03Eでは、テンキー入力を用意することはもちろん、キーデザインも携帯電話に合わせています。ちょっと古い端末で申し訳ないのですが、かつてパナソニック(モバイル)とプラットフォーム分野を提携して開発していたNECのFOMA「N900iS」と並べて写真を撮りました。

「クリア」キーの位置をとってみても、一般的な配列に綺麗に一致して、さらにキーファンクションが日本語で書かれてわかりやすいです。(ただしパナソニック製携帯電話は、あるときまでクリアキーを同場所には配置しない変速配列でした)

Screenshot_2013-07-30-13-51-05.png Screenshot_2013-07-30-13-52-09.png

デザインというのはとても大切な要素で、キーパッドの雰囲気が携帯電話に近いというだけでも親和性というのは高まります。ELUGA P P-03Eでは、初期設定以外でもフィットキーメニューからいつでも「ケータイキー」への切り替えができます。視認性も良く、少なくともスマチェン!ユーザーは文字入力では問題ないのではないでしょうか。

メニュー・ホーム画面もケータイのように

Screenshot_2013-07-30-13-54-29.png Screenshot_2013-07-30-13-54-49.png

また、カスタマイズ性が高いスマートフォンのホーム画面も、初スマホユーザーにとっては慣れないもの。ELUGA P P-03Eでは「ケータイモード」を用意していて、ホーム画面と(ドロワー)メニューを一括で切り替えることができます。

ホーム画面では、カメラ、ブラウザ、電話といった基本機能のアイコンを下の方に固定して並べる一方、画面の数は携帯電話のように1つだけとなり、左右に移動すると発話履歴、受話履歴が表示されます。これは携帯電話の十字キーで左右を押すと着信履歴が表示されることに由来します。

また、メニューキーも12ブロックで分かりやすい表現が採用されています。「データBOX」という表現も馴染みがありますね(懐かしい!)。

携帯電話から乗り換えても不安のないサイズ感

IMG_8212.jpg

ELUGA P P-03Eのスペックを簡単におさらいすると、4.7インチフルHD(1920x1080ピクセル / 468ppi)TFT液晶採用のAndroid 4.2.2(Jelly Bean)搭載スマートフォンで、CPUにはクアルコム社製チップセット「APQ8064T」(1.7GHzクアッドコア)を採用するほか、おサイフケータイ、NFC、赤外線通信、ワンセグ、NOTTV、防水、防塵性能、おくだけ充電など「全部入り」スマートフォンです。カメラも1340万画素カメラ(メイン)130万画素カメラ(サブ)を搭載しています。

ただし、このスマチェン!篇ではスペックの大半は重要なことではなく、初スマホユーザーが敢えて考慮するとしたら、画面サイズ4.7インチ、赤外線通信、ワンセグ、防水、が筆頭だと思います。その上でのサイズ仕様も当然関わってきます。

ELUGA P P-03Eの横幅は約65ミリです。私はいつも引用するのですが、携帯電話が主流だったとき、ソフトバンクモバイルのある発表会で孫正義代表は「携帯電話の横幅は50mm以下が持ちやすい」として、ほとんどのモデルの横幅を抑えたことがあります。

他方で、スマートフォンの画面の大きさは使いやすさに直結するため、極端に小さい/大きいスマートフォンは「使いづらい」と感じられます。

IMG_8231.jpg

説明会でパナソニックモバイルの開発担当者の方も取り上げていましたが、ドコモのツートップ、ソニーモバイルコミュニケーションズ製のXperia A SO-04Eは約67ミリの幅に4.6インチディスプレイを搭載しているため、ELUGA P P-03Eは比較すると、幅2ミリも小さいサイズに0.1インチ大きな4.7インチディスプレイを搭載していることになります。

このような大画面小型化を可能にするデザインは挟額縁設計と呼ばれており、画面の「額縁」部分、特に左右の縁が他の機種に比べて狭く横幅が抑えられる特徴があります。小型な携帯電話に慣れたユーザーが一番敬遠するのはスマートフォンのサイズの大きさです。そうした初スマホユーザーにも、ELUGA P P-03Eは選択しやすいスマートフォンと言えます。

ELUGA P P-03Eは誰のためのスマートフォン?

IMG_8217.jpg

ELUGA P P-03Eは、さらっとスマチェン!という表現のもと、CMでは「土日のあいだにスマートフォンに乗り換えて、月曜日にはもう使いこなせている」というアピールでした。

そうした初スマホユーザーを優しくおもてなしする機能やデザインを採用しているELUGA P P-03Eは「スマートフォンにしたいけどGALAXYなどの普通の機種は不安」だったり「それでもらくらくスマートフォンはちょっと違う気がする」という方にオススメです。

その上でスマートフォンに慣れたあかつきには、ELUGA P P-03Eは(次の記事でも紹介するように)大変にスペックの高い機種で、いわゆるハイエンド・全部入りなので、他にも様々な機能を楽しめると思いますよ!


関連:
レポート:パナソニックモバイル「ELUGA P P-03E」説明会(製品コンセプト篇)
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。