NTTドコモへの供給メーカー「ツートップは絶縁状」「サンプルも出したくない」=日本経済新聞

日本経済新聞は、NTTドコモの「ツートップ」戦略に関連して、同戦略から外れた端末メーカーは「ツートップは我々への絶縁状」とした上で、新製品に関する事前情報をドコモに流すというこれまでの慣例を中止する決定をしたと報じました。

メーカーの詳細は明らかにされていませんが、「シェア下位のメーカー」とのことで、ツートップに選ばれているソニーモバイルコミュニケーションズやサムスンエレクトロニクス、中堅のシャープや富士通ではないと考えられます。

同メーカーは、「(ドコモに新製品の)サンプルも出したくない」と反発していますが、NTT社内には「どうせ支援もできない。事前に相談されたって困るだけ」と下位メーカーのサンプル出しや事前情報を重要視していない状況があるようです。

また、ドコモファミリーの主要メンバーのある端末メーカーは、ドコモを通さず、大手スーパーのプライベートブランド商品としてスマートフォンを販売する計画を進めているとのことです。

ドコモは、夏モデルからスマートフォンの人気に応じて販促費に差をつけることで、人気モデルがより安価な価格帯となる、いわゆる「ドコモのツートップ」戦略を導入、Xperia A SO-04EとGALAXY S4の「ツートップ」をより購入しやすい価格帯に設定し最も多くの販促費を投じています。

同戦略のもと、Xperia A SO-04Eの累計販売台数は6月末の時点で83万台にのぼり過去最速ペースを維持、同じくツートップの1つのGALAXY S4 SC-04Eもこれまで40万台を販売しており、合わせると販売台数は120万台を超えます。

一方で、ツートップに選ばれなかったスマートフォンで、シャープ製「AQUOS PHONE ZETA SH-06E」および富士通製「ARROWS NX F-06E」は販売台数がそれぞれ7万台、パナソニックモバイルコミュニケーションズ製「ELUGA P P-03E」が1万5千台、NECカシオモバイルコミュニケーションズ製「MEDIAS X N-06E」は1万台前後と低迷しており、販促面での冷遇が影響しています。

メーカーの動きとしては、パナソニックが、ドコモ向けスマートフォンについて、2013年冬モデルの供給を見送る方向で検討に入りました。

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