NTTドコモ、GALAXY S4をiPhone対抗の戦略スマートフォンに設定=日本経済新聞

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NTTドコモは、昨日発表した夏モデルでツートップに位置づけたサムスン製「GALAXY S4 SC-04E」およびソニーモバイル製「Xperia A SO-04E」のなかでも、特にGALAXY S4を戦略スマートフォンと定め、KDDIとソフトバンクモバイルが販売するApple製「iPhone 5」に対抗し、結果次第で同社はiPhone導入の選択肢を迫られる可能性があります。日本経済新聞が、16日付けの記事で言及しました。

ドコモは、夏モデルからスマートフォンの人気に応じて販促費に差をつけることで、人気のモデルがより安価な価格帯となる手法を導入、製造メーカーを大きく3つのグループに分け、事前調査で人気の高いXperia Aを実質価格5,000円程度、GALAXY S4を実質価格15,000円程度で販売し、最も多くの販促費を投じます。

主にKDDIとソフトバンクのiPhoneの存在により、ドコモからの顧客流出はここ数年顕著で、2012年度には他社への転出の超過数が過去最悪の140万件にのぼりました。

そのためドコモは、iPhoneへの対抗馬を明確にして今回の夏モデルでも「ツートップ」をより購入しやすい価格帯に設定し、なかでも高機能でブランド力も高いGALAXY S4を戦略スマートフォンと位置づけました。

ただ、スマートフォン市場において世界ではシェア30%以上を誇るサムスンも、国内ではAppleのシェア35%から大きく差を付けられシェア8%にとどまります。

今回の戦略が功を奏した場合、ドコモはiPhoneを導入しない独自路線を見いだせると同時にAppleとの交渉でも優位に立てる可能性がありますが、このツートップ戦略をもっても顧客流出に歯止めがかけられなかった場合は、Appleの厳しい条件を受け入れる形でiPhoneを導入する状況を迫られます。

ドコモは、夏モデルにおいてサムスン、ソニーモバイルをツートップとして重点的に販促費を投じる第1グループにカテゴライズし、第2グループにシャープ、富士通などを、第3グループにNECカシオモバイルコミュニケーションズなどを分類しました。

当ブログでは3月、サムスン電子ジャパンが国内の「GALAXY」シリーズの各種販売促進を大幅に強化する方針だと伝えていました。

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