Appleは「MFi ライセンスプログラム」で上質なユーザー体験を提供=ニューヨーク・タイムズ/Bits

  • Day:2013.02.15 08:07
  • Cat:Apple
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ニューヨーク・タイムズのテクノロジーブログBitsは、Appleが「iPhone 5」から採用しているLightningコネクタのサードパーティアクセサリメーカーへのライセンス提供の現状について伝えています。

Appleは、サードパーティのアクセサリメーカー向けに「MFi ライセンスプログラム」を提供しており、ライセンスにより、iPod、iPhone、iPad、AirPlay のオーディオアクセサリを製造するために必要なハードウェアコネクタおよびコンポーネントを利用できます。

記事では、今回新たに採用されたLightningコネクタについて、従来のDockコネクタアクセサリと比較してサードパーティ製アクセサリの登場が遅いことに触れた上で、要因の1つに、AppleはLightningコネクタによって、同社のライセンスを回避してサードパーティ製アクセサリを製造することを困難にしたとしています。

Appleから供給されるLightningコネクタは、アクセサリメーカーごとのシリアルナンバーを持っており、電話と通信する認証チップを含んでいるため、Appleは、企業がAppleの認証を得るためにアクセサリを提出する際にシリアルナンバーを確認することができるとのことです。

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関連: 先行レビュー: iPhone 5用超薄型バッテリー内蔵ケース「mophie juice pack helium for iPhone 5」(PR)

先日、「Made for iPhone」を取得したiPhone 5向けバッテリーケース「juice pack helium for iPhone 5」を発表した米国mophie社のマーケティング副社長Ross Howe氏は、記事において、仮に何者かがjuice pack heliumに搭載されているLightningコネクタを分解し別の製品に取り付けてAppleの認証を得ようとしても、シリアルナンバーでLightningコネクタがmophie社に供給されたものであることが分かり、不正に入手したことが判明するとコメントしています。

また、Lightningコネクタのコピー製品が出回っていることについて同氏は、Appleから供給される製品と同様には動作しないだろうとした上で、Appleは認証を得ていないLightning製品をiPhoneなどのソフトウェアアップデートで無効化することも理論的には可能と指摘しました。

記事では、Appleがこのような環境を作り出す理由の1つに、Lightningコネクタのライセンス化によって、Appleのブランドイメージを低下させている安価で粗雑なLightning互換アクセサリを生産することを困難な状況にさせることを挙げています。

Ross Howe氏は、こうしたMFiプログラムの戦略について、Appleはユーザーが同社の製品を通じて得る体験を端から端まで上手にコントロールしていると述べた上で「あなたがApple Storeで購入するアクセサリは、こうした厳しいテストを経た質の高い製品ということになります」と付け加えました。

MFiプログラムに準拠したサードパーティ製アクセサリには、パッケージに「Made for iPod」「Made for iPhone」「Made for iPad」「AirPlay」ロゴが刻印されています。

一般的に、不正なLightningコネクタを使用している製品は、iOSのソフトウェアアップデートによって正常に動作しなくなる可能性が高いと言われています。

MACお宝鑑定団さんによると、Appleが、2012年11月7日〜9日に中国深圳で開催したMFI Program参加者を対象とする「MFI Technology Summit 2012」において、mophie、Bowers & Wilkins、Griffin Technologyの3社がLightningコネクタの素晴らしさを語るビデオで登場し、Appleと共同で先行開発を行っていたことが明らかになりました。

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