WSJ、iPhone 5の「需要薄」記事から日本経済新聞の数値引用を削除/内容に疑問も=BGR

  • Day:2013.01.15 16:06
  • Cat:iPhone
wireless_hero.jpg

Boy Genius Report(BGR)は、ウォール・ストリート・ジャーナルが、Appleの「iPhone 5」需要薄による部品注文の削減についての報道のなかで引用していた、日本経済新聞が先に報じた具体的な発注数に関する引用を削除したと伝えています。

日本経済新聞は14日、iPhone 5向けパネルは、ジャパンディスプレイとシャープ、韓国LGディスプレーの3社が供給しており、Appleは1~3月期に合計約6,500万台分のパネルを発注する計画だったが、半分程度に減らすことを通告したもようだと報じました。

BGRによると、当初ウォール・ストリート・ジャーナルの同記事は、上記の日経新聞の示した数値を引用していたものの、その後のアップデートにより具体的な言及を削除したとのことです。

同ウェブサイトは、日経の「1~3月期に合計約6,500万台分の(iPhone 5の)パネル」発注計画の数値についても、疑問が残るとしており、まずこの数値はあくまでiPhone 5のパネルとして言及されており、同じディスプレイを使用しているiPod touch(5th generation)については全く触れられていない点を指摘しています。

また、主な主張では、直近のホリデーシーズンを含んだ2013年第1四半期(2012年10月〜12月)の最新のiPhone予測販売台数は5,200万台となっており、控えめに見積もってiPhone 5の販売台数が3,000万台〜4,000万台と仮定しても、2013年第2四半期(2013年1月〜3月)の販売台数は2,500万~3,500万に減少見込みとなり、同じ4インチディスプレイを使用するiPod touch(5th generation)の販売台数が半減して400万台程度になったとすると、2013年第2四半期の4インチディスプレイ機器は3,000万台〜4,000万台前後に見込まれると予測しています。

同サイトは、上記予測からも、日経の示している6,500万台の発注計画報道そのものに疑念をいだいており、数値の正確性に欠けている点で、当初ウォール・ストリート・ジャーナルも引用していたものの、数値を取り下げたのではないかと推測しています。

仮にBGRの指摘のように発注計画そのものの数値が誤っているならば、日経およびウォール・ストリート・ジャーナルの報道したニュースのメインである「iPhone 5、需要薄により注文数削減」というテーマそのものが架空の内容である可能性があります。

スクリーンショット 2013-01-15 14.23.11

本報道に影響され、Appleの株価は14日、前日比3.57%マイナスの501.75ドルで取引を終えました。

本件について、Appleは正式なコメントを発表していません。

Appleは、2013年第1四半期業績発表のカンファレンスコールを現地時間2013年1月23日(水)14時から開催します。

関連:
Apple、iPhone 5の需要薄で部品注文を削減=WSJ
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。