京都地裁、auの「誰でも割」に違法性を認める初判断=読売新聞

  • Day:2012.07.19 18:34
  • Cat:au
携帯電話の2年契約の割引プラン「誰でも割」を途中で解約した場合、解約金を課すのは消費者契約法違反だとして、京都市の消費者団体「京都消費者契約ネットワーク」やユーザーがKDDIに解約金条項の使用差し止めなどを求めた訴訟の判決で、京都地方裁判所は19日、条項の一部を無効と判断し、条項の使用差し止めを命じる判決を下しました。読売新聞などが報じました。

判決で、佐藤明裁判長は「(条項は)消費者の利益を一方的に害するものだ」と違法性を認め、条項の使用差し止めを命じるとともに、解約金の一部についても返還を命じました。

携帯電話の解約金の違法性を認める判断、かつ使用差し止めを命じた判決は全国で初めてとなります。

NTTドコモを相手取った同種の訴訟では、同じく京都地裁は解約金の条項は有効との判断を示していました。

今回、違法性が認められた「誰でも割」は、2年単位の継続契約となるため、契約期間中に、解約/一時休止/「誰でも割」の廃止をした場合は、加入年数に関わらず、契約解除料9,975円 (税込) がかかるとあります。

詳しくは、KDDI契約約款およびau通信サービス契約約款を引用します。なお、同社は本日付けで契約約款を改訂しているため、引用は最新の約款となり、本判断のもとになった条項とは異なる可能性があります。

au通信サービス契約約款(第273版 平成24年7月19日)
料金表
第1表 au通信サービスに関する料金

第4 契約解除料
1 適用
契約解除料の適用については、第80条(定期au契約に係る契約解除料の支払義務) の規定によるほか、次のとおりとします。

イ 第4種定期au契約(そのauサービス(第5種auパケット又 はUIMサービス(タイプIIに限ります。)を除きます。)の利用月数 が 120ヶ月を超えるものであって、料金表第1(基本使用料等)1 (適用)(6)の適用を受ける契約者回線に係るものに限ります。)に 係る契約解除料については、2(料金額)の規定にかかわらず、1 契約ごとに税抜額3,000円(税込額3,150円)とします。
ウ 第1種定期au契約(第5種auパケットに係るものに限ります 。)及び第4種定期au契約(第5種auパケットに係るものに限り ます。)に係る契約解除料については、その満了に伴いその契約を更 新した回数が1回以上の場合、2(料金額)の規定にかかわらず、 その支払いを要しません。

2 料金額
1契約ごとに
第4種定期au契約 9,500円( 9,975円)


先のドコモを相手取った同種裁判で争点となったプランは、ほとんどのキャリアで同種のプランや解除料が存在するため、違法性を認めた本判断は通信業界に大きな影響を及ぼしそうです。
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