レビュー: GALAXY S III SC-06D

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NTTドコモが先月28日より発売を開始した「docomo NEXT series GALAXY S III SC-06D」のレビューを掲載する。

SC-06Dは、GALAXYシリーズの最新モデルであることに加え、同社のスマートフォンでAndroid 4.0(ICS)を標準搭載する初の一般市場向けモデル、国内では初のおサイフケータイに対応したGALAXYスマートフォンとして注目を集めている。


1. 筐体

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筐体は、4.8インチと近年のスマートフォンでは特大クラス。小型スマートフォンの代表的なモデルが3.5インチクラスのApple「iPhone 4S」だとすると、SC-06Dはむしろ5.3インチの「GALAXY Note」に近いサイズと言える。

ただ、筐体デザインは非常に丸みを帯びたラウンドスタイルを採用しているので、馴染みやすさは同クラスのスマートフォンより高い。例えば、4.3インチの「docomo with series PRADA phone by LG L-02D」よりも筐体サイズは一回り大きいが、L-02Dが角ばったデザインなので、SC-06Dのほうが持ちやすく感じるほどだ。

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電源ボタンは右側面なので、左手持ちの場合は人差し指で、右手持ちの場合は親指で押すことになる。音量調節ボタンは左側面にある。ファンクションキー部分は、GALAXYシリーズではおなじみのホームキーのみ物理ボタンという仕様だ。なお、ホームキーは、これまでのNTTドコモ向けのGALAXYシリーズに採用されていた陥没式ではなく、KDDI向けの「GALAXY SII WiMAX ISW11SC」のような、盛り上がったデザインなので従来よりも押しやすい。

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なお、国内ではドコモが販売する「GALAXY NEXUS SC-04D」は、Googleブランドのリファレンス機という特性上、ICS搭載端末のファンクションキー推奨仕様であるホーム、戻る、タスクに準拠しているが、今回サムスンは、標準でICSを搭載する一般市場向け端末でも、ファンクションキーにホーム、戻る、メニューを配置したことから、今後のモデルでも引き続きタスクキーを搭載しない方針がうかがえる。

インターフェイスは、イヤホンジャックが左上、microUSBポートがボトムに、microSDカードスロットがリアパネル外した電池パック収納部分(ダイレクトにアクセス可能)に搭載されている。


2.ディスプレイ

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ディスプレイは、4.8インチSuper有機EL(1280x720ピクセル)を採用している。リファレンス機の「Nexus S」「GALAXY NEXUS」で相次いで採用された曲面ガラスは、本流では非搭載となっており、SC-06Dもその方針を踏襲している。ただ、ディスプレイの端の部分は丸みを帯びたデザインのため、サードパーティの保護フィルムを装着する際は注意が必要だ。

先の通り、ファンクションキーには左から「メニュー」「ホーム」「戻る」が配列されている。ホームキー以外は静電式で、操作時のみバックライトでアイコンが浮き上がる。

4.8インチのSuperAMOLEDは、とても発色がよく、かつドコモのGALAXYシリーズ(GALAXY Note除く)では、初のHDディスプレイを搭載しているため、解像度も最近のスマートフォンのトレンドに追いついた。


3.カメラ

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(スマートステイで目を認識した時、ステータスバーにアイコンが出る)


通常、このようなタイトルではメインカメラについて語るものだが、この機種ではフロントカメラについて特徴的な機能が備わっている。SC-06Dは「あなたを理解するスマートフォン」と言われるが、その機能の1つが「スマートステイ」モードだ。

このスマートステイとは、設定のディスプレイ消灯時間にかかわらず、ディスプレイを見ている間は消灯させないという画期的な機能だ。

スマートステイの仕組みは、フロントカメラにある。この機能をオンにすると、フロントカメラはユーザーの目の動きを見はり、ディスプレイを見ていると判断した場合は、バックライトを消灯させないのだ。

ありがちなシチュエーションとして、メールやウェブの文章を読んでいる間にディスプレイが消灯して手間がかかることがある。そうしたちょっとしたフラストレーションを解消する機能として活躍しそうだ。

なお、このスマートステイ機能、目だけを描いた紙をディスプレイに対照させても反応した。恐らく顔認識システムの目の部分に特化させているため、例え絵であっても反応してしまうようだ。(もちろんそのような状況は考えにくいし、役に立つわけでもない)
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