ドコモ、SIMロック解除を検討

日経新聞によると、2日に開かれた携帯市場の競争促進策を検討する総務省の「モバイルビジネス研究会」において、NTTドコモの関係者がSIMロック解除の検討を示唆する発言をしたとのことです。NTTドコモの人が公の場で検討を示唆するということは、NTTドコモの総意がSIMロック解除へ傾いていることを暗示させます。

同社の中村社長は以前よりSIMロックに「反対」はしていませんでしたが、慎重な議論を呼びかけていました。先月末の決算説明会においては「SIMロックを解除するなとは言わないが、議論をする必要がある」とコメントしています。同氏はSIMロック解除には現状でたくさんの問題を抱えていることを指摘した上で「ドコモのケータイにソフトバンクのSIMを挿しても『Yahoo!ケータイ』すら表示されない状況をどう判断するか」とし、現在の事業者が独自の機能を盛り込んでいるケータイのSIMロックを単に解除しても効果は薄いとの認識を示しました。さらにKDDIのみがCDMA2000方式を採用していることから「KDDIの端末でSIMロックを外しても、国内他事業者の通信網では使えない」とのべ、KDDIのみ有利になる可能性に疑問も。また、現在の販売モデルが大きく変わることも議論していかなければならないと述べました。

KDDIの小野寺社長は先月26日の決算説明会でSIMロック解除について質問を受けると、日本のケータイ市場において、なぜインセモデルを採用する必要があったのかということについて、2つの理由があると指摘しました。

1つは、郵政省の時代より『契約期間を作ることはまかりならない』と言われており、諸外国のように契約期間(1年・2年)よって通話料や端末料を定める、といったことが出来ず、すべて同じ料金にせざるを得なかったこと。

もう1つは、キャリアが端末料金をコントロールできないこと。小野寺氏は、欧米をのぞく諸外国ではキャリアがオペレーターショップでの価格をコントロールして同一価格であるとした上で「我々はこれで何度も痛い目にあっており、公正取引委員会から注意されている」と述べ、SIMロック解除には様々な問題が残っていると指摘しました。

このように各キャリアはSIMロック解除に「断固反対」という立場はとっておらず、問題さえ解決されれば、日本での導入も可能性があります。ただ問題点が多いのが現状なので総務省の「モバイルビジネス研究会」などで大いに議論してほしいです。ちなみに私はSIMロック解除してほしい派です。。メリットが多いですね。

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