レビュー: Xiスマートフォン「ARROWS X LTE F-05D」「Optimus LTE L-01D」(前篇)

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NTTドコモは、現時点でXiスマートフォン4機種を発表し、3機種を発売している。既に市場投入されているのは、サムスン電子製「GALAXY S II LTE SC-03D」、LGエレクトロ二クス製「Optimus LTE L-01D」、富士通製「ARROWS X LTE F-05D」で、2月発売予定のNECカシオ製「MEDIAS LTE N-04D」が加わる。

上記はいずれもNEXT seriesにラインアップされており、2012年度もXiスマートフォンは基本的にNEXT seriesの位置づけのもと、ハイスペックモデルを中心に対応する方針だ。既にNECカシオは、2機種目のXi対応スマートフォンを用意している。

さて、このXiスマートフォンのなかでも、Optimus LTE L-01DとARROWS X LTE F-05Dは日本市場向けの機能が充実したモデルとして開発された。GALAXY S II LTE SC-03Dが、おサイフケータイ、赤外線通信、ワンセグに対応していないのに対して、L-01Dではおサイフケータイとワンセグに、F-05Dでは3機能全てに対応している。

筆者も先行して発売されたL-01Dと、発売後在庫不足が続いたF-05Dをそれぞれ入手し、実際にメインスマートフォンとして利用しているので、Xiスマートフォンのなかでも比較される2機種についてレビューしたい。

まず、各機種の特徴を挙げてみる。ただし、優劣を判断するものではなく、単なるスペックシート上の比較として。

Optimus LTE L-01D
・4.5インチ True HD IPSディスプレイ(1280×720ピクセル)
・APQ8060 1.5GHz(デュアルコア)
・810万画素CMOSカメラ
・おサイフケータイ、ワンセグ対応
・ROM 4GB
・FOMAハイスピード(送信5.7Mbps/受信14Mbps)
・連続待受時間3G(約300時間)LTE(約240時間)

ARROWS X LTE F-05D
・4.3インチHD TFTディスプレイ(1280×720ピクセル)
・OMAP4430 1.2GHz(デュアルコア)
・1310万画素裏面照射型CMOSセンサー「Exmor R for mobile」カメラ
・おサイフケータイ、ワンセグ、赤外線通信対応
・防水・防塵対応(IPX5/IPX8、IP5X)
・ROM 8GB
・FOMAハイスピード(送信5.7Mbps/受信7.2Mbps)
・連続待受時間3G(約490時間)LTE(約200時間)

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左がF-05Dで、右がL-01Dだ。0.2インチの違いだが、大きさは比較してわかり、利用してもわかるほど。ただし、いずれも解像度は720pなので、情報量としては殆ど変化ない。筐体の大きさを考えると4.3インチでも大きいぐらいだ。ちなみに発色はやはりL-01DのTrue HD IPSディスプレイのほうが良い。

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いずれもデュアルコアプロセッサを搭載しており、スペックシートでは1.5GHzのL-01Dのほうが、1.2GHzのF-05Dよりも優っているが、実際の動作はF-05Dのほうが快適と感じた。これはソフトウェアの作り込みが影響していると考えられ、L-01Dが不必要なところで挙動不審になったり、スクロールが止まらなくなったりという動作が見られるなか、F-05Dは全体的に安定している。

上記は、ハイスペックモデル同士の比較のため、全体のAndroidスマートフォンの動作から考えるといずれの機種も優れているが、中でもF-05Dは搭載するプロセッサと動作の兼ね合いが上手くいっているように感じられる。

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次に、ハードウェア上の違いについて。F-05Dはファンクションキーにハードウェアキーを搭載しているのに対して、L-01Dはタッチセンサーによる対応となっている。デザインはL-01Dのほうが個人的に好みで、トータルで見た場合もすっきりしているが、機能性を考えるとハードキーのほうがありがたい。

Androidスマートフォンは、ロック解除画面を表示させるためにキーを押す必要がある。当然といえば当然だが、これが意外に面倒な場合が多い。その典型がL-01Dのようなハードキーの少ないモデルだ。L-01Dでディスプレイを表示させるためには上部にあるキーを必ず押さなければならない。

一方、F-05D(または「ARROWS Kiss F-03D」など)は、左側面のキーでもディスプレイ下部のホームキーでもディスプレイを点灯させることが可能だ。その一点を考慮しても、Androidスマートフォンのファンクションキーはハードキーのほうが良い。(せめて「GALAXY S II LTE SC-03D」のようにホームキーだけでも。)

※ちなみにハードキーを搭載していてもディスプレイ点灯のボタンが1つしか割り当てられていない機種(シャープ製「INFOBAR A01」など)もある。

レビューの後篇では、ハード面でのそれぞれの機種の機能の特徴を見ていくとともに、通信についても比較する。

メーカーサイト:
docomo NEXT series Optimus LTE L-01D(LGエレクトロ二クス・ジャパン)
docomo NEXT series ARROWS X LTE F-05D(富士通)
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