ルネサス, 来月にも被災工場で生産を一部再開/システムLSIなど月内払底

日本経済新聞は、マイコン世界シェア約3割のルネサスエレクトロニクスの主力工場が、東日本大震災によって被災して生産停止していることを受けて、携帯電話機、白物家電、エレベーターなどのメーカーに影響が拡がっていると報じています。

ルネサスは、被災した那珂工場で6月15日から生産を一部再開するものの、システムLSIなどの製造には2ヶ月を要し、5月末までに払底する在庫は、8月以降に不足が解消すると見られています。

国内メーカーが製造するiモード対応のフィーチャーフォンでは、ほとんどでルネサス製システムLSIが採用されており、NTTドコモの山田隆持社長は、同社製システムLSIなどの不足により「今夏に新機種の一部で発売が2週間程度、遅れる可能性がある」と、先月末の2010年度決算発表会で述べています。

ルネサスは、4月22日、那珂工場の生産製品の当社別工場およびファウンドリにおける代替生産、ならびに那珂工場の生産再開に向けた計画を策定しており、4月から国内の3~4工場で那珂工場の代替生産を順次開始したことを明らかにしています。また、米国や台湾の半導体受託生産会社に生産委託した製品も1~2カ月後に供給が始まる見通しです。

同社では、那珂工場の200mmライン、300mmライン双方の製品の生産が代替生産を含めて震災前のレベルに復旧する時期を、5月中旬頃に発表するとしています。

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