「iPhone 4」アンテナ問題で引責、iPhoneハード担当バイスプレジデントのマーク・ペーパーマスター氏、退職

  • Day:2010.08.08 09:02
  • Cat:iPhone
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複数の現地メディアは8日、Appleのデバイスハードウェアエンジニアリング担当バイスプレジデントで、iPhoneハードウェアエンジニアリングチームのリーダー、マーク・ペーパーマスター氏が、「iPhone 4」のアンテナ問題の責任をとり、Appleを退職したと報じました。

現在、AppleのExecutive Profilesから同氏の情報は削除(キャッシュ)されており、同社広報担当も、同氏が退職したことを認めました。ただ、それが解雇なのか、辞職なのかは明らかにされていません。

マーク・ペーパーマスター氏は、2008年11月、IBMのバイスプレジデントから移籍し、Steve Jobs CEO直属のデバイスハードウェアエンジニアリング担当シニアバイスプレジデントとしてAppleに入社、その後、IBMが企業秘密の漏洩阻止を求め提訴、連邦地方裁判所は同氏に一時職務停止を命令、そして同氏がその件でIBMを提訴し、2009年1月27日、Appleは、同氏の法的問題がすべて解決して、同年4月24日から実務を開始すると発表しました。

同氏は、iPhoneのアンテナ設計に深く関わっているとされており、一部メディアは先月のAppleの記者会見に同氏が出席しなかったことに疑問を感じていたとも報じられています。

UPDATE:
Daring FireballのJohn Gruberは、この件に関して、マーク・ペーパーマスター氏がアンテナ設計に深く関わっていた等以外の詳細は持っていないとしながらも、情報をいくつか付け加えています。

同氏は「(iPhone 4は)良いデザインだが、欠陥がある」と表現し、今回は「欠陥がある」点が問題だと述べています。「(Appleが)たった1つのミスで解雇」というポリシーではないものの、「そのミスがあまりに大きすぎる場合はあり得る」とコメント。

更に、アンテナ問題だけが、彼が退職した原因かは分からないと述べた上で、そのアンテナ問題が(少なくとも世間的に)表面化するよりも前に撮影した「iPhone 4」のプロモーションビデオに出演していなかった点を指摘しています。代わりに出演していたのは、広報担当が同氏の後任としたボブ・マンスフィールド氏(Macハードウェアエンジニアリング担当シニアバイスプレジデント)でした。

その他に同プロモーションビデオに登場したのは、ジョナサン・アイブ氏(インダストリアルデザイングループ担当シニアバイスプレジデント)、グレッグ・ジョズウィアック氏(ハードウェアプロダクトマーケティング担当シニアバイスプレジデント)、スコット・フォーストール氏(iPhoneソフトウェア担当シニアバイスプレジデント)です。

参考:
Executive Leaves After iPhone Antenna Troubles(The New York Times)

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