iPhone 4: GIZMODOによる入手経緯の詳細(UPDATED)

  • Day:2010.04.20 10:16
  • Cat:iPhone
UPDATED:
Daring FireballのJohn Gruberは、New York Timesがこの事件を記事にしていると伝えたうえで、記事について以下のように指摘しています。

デバイスを "見つけた" 人物は、GIZMODOに5,000ドルで売った」とあるが、NYTは「(デバイスが)見つけられたもの」という根拠を示していない。他の手段でGIZMODOのもとに渡った可能性もある。

さらに、John Gruberは、GIZMODOについて、既に多くの法的問題に衝突しているとした上で、Appleの所有物を今もなお、GIZMODOが所有していると指摘しています。

NYTは、レポートにおいて、AppleのSteve Jobs CEOが、GIZMODOに対してデバイスを返却するように非公式に求めたと伝えています。

Original Story:
GIZMODOが、掲載した「iPhone 4」の入手の経緯について詳細を伝えているので、全文お伝えします。

Gourmet Haus Staudt、ドイツビールを楽しめる素敵な場所。もしくは、あなたがG・PというAppleのソフトウェアエンジニアだとして、ビールをたくさん飲んだなら、次期「iPhone」を紛失するにはもってこいの場所だ。

G・P、ノースカロライナ州立大学を2006年に卒業し、iPhone関連のソフトウェアエンジニアとしてAppleで働いている。3月18日の夜、レッドウッドシティのGourmet Haus Staudtで、彼は美味しいビールを楽しんでいた。彼は幸せだった。雰囲気は良いし、ビールは美味しかった。

彼はフィールドテスト中の次期iPhoneで「ドイツビールは美味しい、甘く見ていた」と入力した。そのiPhoneでFacebookに書いた最後の文章だった。バーのスツールにiPhoneを残したまま、彼は家に帰った。Appleが情報漏洩に対してどれだけ厳しく残酷であるか、そのビールは彼の人生を変えてしまったようだ。

★「ほぼ」完璧なセキュリティ

これまで、Appleの伝統的なセキュリティ対策は完全に機能していた。おそらくその中には、意図的なメディアへのリークや発表直前での写真のリークも含まれている。だが、大枠では空気すら通さない徹底した情報統制をしている。クパティーノのキャンパスでは、どんなガジェットも、2、3分ごとに変わる暗証番号に守られている。

だが、人間が関わるところに完璧なセキュリティなど存在しない。人間はモノを紛失することが出来る、この次期iPhoneのように。

★紛失、発見

Appleの強大なセキュリティは3月18日の深夜に破られた。G・Pは、レッドウッドシティのGourmet Haus Staudtで、ビールを飲んでいて、周りのグループと楽しい時間を共有していた。結果的に次期iPhoneを拾った人は、Gの隣りに座っていた。彼は友人と飲んでいた。

彼はGが隣にいることに気付いていたが、その時点では深く考えることはなかった。Gがバーを出たあと、かなり酔った男がトイレから出てくるなり、Gが座っていたスツールに腰を下ろした。この男は、そのときiPhoneに気付いたー若いAppleのエンジニアが落とした貴重なプロトタイプに。

「おい、これお前のか?」酔った男は、彼に尋ねた。
「なんだって?俺のじゃない。いや、友人のかもしれない」そのとき友人はトイレに席をたっていたため、彼はそう思い、答えた。
「ほら、なくすなよ」酔った男は、彼にiPhoneを手渡し、その後バーを出て行った。

彼はバーの人たちにiPhoneを無くした人がいないか聞いたが、無くした人は誰もいなかった。彼は、自分の隣りに座っていた若い男のことを考えたものの、いくら待ってもGは戻ってこなかった。

待っていた間、彼はそのiPhoneを触った。普通のiPhoneのようだった。「普通のiPhone 3GSと思った」彼はGIZMODOの電話インタビューで答えた。「カメラを試そうとしたが、3回クラッシュした」iPhoneは見た感じ、特別な機能をもっていないようだったが、いくつかのバーコードが記されていた。「xxxxxxxxxx」「xxxxxxxxxx」ボリュームボタンの隣に貼られたステッカーには「iPhone xxxxxxxxxx」と記載されていた。

6ページのホーム画面があり、そのうちの一つがFacebookだった。そこには、Appleのソフトウェアエンジニア、G・Pがいた。

明日返そうと考えつつ、彼もバーを去った。夜、ふと起きたとき、iPhoneは動かなくなっていた。Appleが、紛失を察知し、リモートワイプしたのだ。そのとき、彼はこのiPhoneがなんだか妙なモノだと気付いた。外装に違和感があり、フロントカメラがあった。少し考えたのち、彼はiPhone 3GSのようなフェイクケースに気付いて取り外した。そして、輝く、完全に違うモノが現れたのだ。

★結果

数週間後、GIZMODOはこのiPhoneを受け取った。そのiPhoneは本物だった。中を見ても、外を見ても、偽物と疑う余地がなかった。だが、今日までこのiPhoneがGのものであることは知らなかった。我々はGにコンタクトをとった。

G「もしもし?」
GIZMODO「Gさんですか?」
G「はい」
GIZMODO「どうも、GIZMODOのジョン・ハーマンと申します」
G「どうも」
GIZMODO「あなたはAppleで働いていますよね?」
G「今はあまりなにも言えません」
GIZMODO「わかってます。私たちはデバイスを持っていて、恐らくあなたがバーで紛失したものだと思っているので、返却したいのですが」
G「分かりました。メールを読んで、あなた方と連絡を取りたがっている人たちがいます」
GIZMODO「わかりました」
G「この電話番号を伝えていいですか」
GIZMODO「(連絡先)」

G・Pは酷く疲れているようだった。だが、まだ生きていた。Appleの伝統的なセキュリティ対策は、ドイツビールと一人の人間によって破られたのだった。

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