「iPhone情報整理術」の先にある有望なタブレット

  • Day:2009.10.17 04:28
  • Cat:iPad
先日、「Lifehacking.jp」の堀正岳氏、「ライフハック心理学」主催の佐々木正悟氏による新著「iPhone情報整理術」を当ブログで紹介し、iPhoneユーザーにとってバイブルのような書籍であると述べました。そこには、あなたが持っているiPhoneやiPod touchをより生活に密着させる賢いツールにするための方法が詳しく書かれています。

物理的コレクションが好きな私は、これまでのエポックメイキング的デジタル化の度に、その壁にあたっていたように思えます。例えば、音楽のデジタル化は、日本においてもiTunes Music Storeのオープン後、急速に拡大していきます。一方で、Amazonが電子ブックリーダーの「Kindle」のインターナショナル版を今月から受注しており、日本からでも遂に購入することが出来るようになります。より身近なところでは、ケータイ向け電子ブックサービスは日本でも数年前から存在しているのですが、私は馴染めませんでした。画面が小さいということもありますが、頭が古いのか、やはり本は本で、という思いが強いです。ポッドキャスト「Apple Accent」でも何度か申していますが、今でもそう感じています。

「iPhone情報整理術」では富士通のScanSnapを利用したライフハックが紹介されています。これは紙資料を裁断し、すべてデジタル化してiPhoneに同期させるというもので、これには魅力を感じます。棚を見ると「いらないのに捨てられない書類」がたくさん残っていて整理の都度、毎回ペンディングです。このようなグレーゾーン資料をデジタル化すると、気兼ねなく捨てられます。

また、青山学院大学が導入したiPhone向けの講義資料配付もそうですが、10枚程度コピーして持って行かなければならない作業を、資料をiPhoneに入れるだけで済ませられるならば、そのほうが断然効率が良いわけです。ファイリングして、ラベルを貼りまくるよりも、iPhoneでタグ付けをして管理した方がスマートです。

さて、ここで「iPhone情報整理術」の先にある私の一つの理想を紹介します。同書のようなiPhoneによるライフハックは、iPhoneユーザーならば一度は試してみる価値のある代物ですが、これはもっと応用できます。私が注目しているのが、Appleが来年にも発売すると思われるタブレットデバイスです。

Appleのタブレットデバイスは10インチ程度だと言われています。仮にそうだとすると、iPhoneの6倍の情報量を扱える広さを備えていることになります。となると「iPhone情報整理術」を利用して出来たベースを、タブレットデバイスでも同様に採り入れると、作業効率は一気にアップしそうです。先ほどのように、紙媒体をスキャンしてデジタル化したものをタブレットデバイスに入れると、iPhoneの数倍のディスプレイで閲覧することが出来るのです。

具体的にはこんな感じです。今、あなたは電車で座っています。鞄から取り出したタブレットデバイスの電源を入れ、既にデジタル化して同期済みのファイルから、今日必要な書類を選択し目を通し始めます。ここは重要、ラインを引きます。ここは訂正する必要がある、メモを付けます。メールにより新たなスケジュールが入ると、カレンダーを開き、予定を追加します。そして余った時間はタブレットデバイスで新聞を読んでも良し、読書をしても良し。

重要なのは、タブレットデバイスへ価値を注ぎ込むことです。Appleからタブレットが出る、と言われても正直どのように使えばいいのか、そもそも必要なのかという疑問は多くの人が持っていることでしょう。どうやらAppleは本格的に電子ブックに参入しそうで、既にUSの紙メディアに話を持ちかけているとの情報があります。タブレットデバイスの主要価値になるでしょう。日本でもiPhoneの「産経新聞」アプリのように、新聞紙面をそのまま読めるサービスが普及したら、iPhone OSのタブレットでは効果を発揮します。また、雑誌や電子ブックも同様です。

ですが、それにプラスアルファで、自分なりのツールに出来ると、タブレットは次世代のデバイスになり得ると思います。同書を読んで、私はそこにタブレットの価値を感じました。ScanSnapによるデジタル化にしても、スケジュール管理にしても、iPhoneを利用したライフハックはそのままタブレットに応用できるのです。

まだまだ実践したての情報整理術を自然にライフスタイルに採り入れることが出来たとき、iPhoneや将来のタブレットデバイスの価値は格段に上がり、視野は格段に広がるに違いありません。

Comment

ほんと同感です
3日前に富士通ゼロックスのプレゼンを聞きました。仕事が医療系なので電子カルテの絡みですが、紙も存在するのでその場合の対応のプレゼンでした。

乱暴な言い方をすると同じような内容でした。

”ここになければどこにもない”

だそうです。
>macmanianさん
コメントありがとうございます!

なるほど!「ここになければどこにもない」ですか~。

この本を読んで情報整理を意識しだしました。意識しないでやれるようにしたいものです。iPhone+αで^^
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