ウィルコム, 私的整理へ/1000億円の返済期限延長要請(OFFICIAL)

  • Day:2009.09.24 15:57
  • Cat:Others
NOW OFFICIALLY:
ウィルコムが、今後の事業再生と事業継続に向けた強固な収益基盤の確立および財務体質の抜本的な改善を図るために事業再生ADRによる事業再生をめざし、本日、事業再生実務家協会への事業再生ADRの手続を正式申請し、受理されたと正式に発表しました。

ウィルコムの債務は、2009年3月末時点で約1300億円、内訳は、社債が約350億円、金融機関への債務が約935億円となっており、事業再生ADR手続きでは金融機関への債務約935億円の返済期限延長を要請します。事業再生ADR手続きの利用により、サービスの継続は確保されます。

一方、格付投資情報センター(R&I)は24日、ウィルコムの発行体格付および既発社債の格付をデフォルトへの懸念から「CCC」へ格下げしたと発表しました。R&Iは、18日付でウィルコムの発行体格付および既発行債券の格付を「BBB-」へ格下げ、さらに19日には発行体格付および既発行社債の格付を「BB-」に格下げしています。

参考:
事業再生ADR手続利用のお知らせ(プレスリリース)
ウィルコム、債務の私的整理に向けて事業再生ADRへ(ケータイWatch)
ウィルコムをCCCに格下げ、モニター(格下げ方向)を継続(R&I/PDFファイル)

UPDATED:
ウィルコムが、本日の事業再生に関する報道についてコメントを発表しました。

本日、一部で、弊社の債務返済に関する報道がありましたが、弊社から発表したものではありません。さまざまな可能性を検討していますが、現在決まったものはありません。

Original Story: 2009.09.19 Sat. 07:53
国内PHS大手のウィルコムが、三菱東京UFJ銀行など取引金融機関に約1000億円の債務の返済期限延長を求める方向で最終調整に入ったことが、18日明らかになりました。日本経済新聞が報じました。記事によると、ウィルコムは裁判外紛争解決手続き(ADR)の1つである事業再生ADR手続きに入ることを主力銀行に伝えました。債務の株式化には踏み込まない模様です。来週にも正式な手続きに入る見通し。

ウィルコムは、現在約450万人のPHS加入者を抱えており、サービスを継続しながら経営再建を目指す方向です。ただ、1300億円近い有利子負債に加え、10月から本サービスを開始する次世代PHSサービス(XGP)への今後5年間の投資予定額、約1400億円の資金繰りが大きな課題となります。

ウィルコムは、2009年8月の契約者純増数で前月比4万500件減を記録しました。

ウィルコム、返済延長要請へ 私的整理、PHS継続し再建急ぐ(日本経済新聞)
ウィルコム 私的整理へ 銀行団に1000億円の返済期限延長要請(産経新聞)
ウィルコム、返済猶予要請へ=事業再生手続き検討(時事通信)
ウィルコム:事業再生ADR申請で最終調整 立て直しへ(毎日新聞)

関連:
ウィルコム社長交替、新社長は久保田幸雄氏(ケータイWatch/8月21日)
【ドラマ・企業攻防】ピッチのウィルコムが大ピンチ 社長更迭も前途多難(産経新聞/8月30日)

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