KDDI、iPad向け料金プランを発表(料金シミュレーション掲載)

  • Day:2012.11.29 18:26
  • Cat:au
KDDIが、Appleの「iPad mini with Wi-Fi+Cellular」「iPad (4th generation)」向け料金プランを発表しました。同社は両モデルを明日30日午前8時より販売開始します。当日販売が用意されている販売店一覧はこちら

また、料金プランの主なシミュレーション(iPad mini)を下記に掲載します。

★auスマートフォン利用ユーザー

☆☆ゼロスタート定額キャンペーン
スクリーンショット 2012-11-30 0.30.39

基本料:月額0円〜4980円
ISP料:月額0円〜315円
au Wi-Fi SPOT使用料:月額490円(必須)
機種代金:0円/340円/670円

最低維持費計:490円〜/830円〜/1160円〜(16GB/32GB/64GB)


☆☆LTEフラット for Tab(i)
スクリーンショット 2012-11-30 0.30.55

基本料:月額4480円
ISP料:月額315円
au Wi-Fi SPOT使用料:無料
機種代金:0円/340円/670円

最低維持費計:4795円〜/5135円〜/5465円〜(16GB/32GB/64GB)

★auスマートフォン非利用ユーザー
スクリーンショット 2012-11-30 0.31.05

基本料:月額5460円(2年目以降は5985円)
ISP料:月額315円
au Wi-Fi SPOT使用料:無料
機種代金:0円/340円/670円

最低維持費計:5775円〜/6115円〜/6445円〜(16GB/32GB/64GB)
スポンサーサイト

レビュー:シャープ製IGZO搭載「AQUOS PHONE ZETA SH-02E」

2012-11-26 19.19.46

シャープが、NTTドコモ向けの冬モデルとして発表したAndroidスマートフォン「docomo NEXT series AQUOS PHONE ZETA SH-02E」のタッチ&トライイベントが、先日、ITmediaで開催され、筆者もイベントに参加させていただいたので、当ブログでも数回に渡りSH-02Eのレビューおよびイベントレポートを掲載する。

今回は、SH-02Eが本日11月29日に発売とのことで、まずは実機レビューを写真でお伝えする。

2012-11-26 19.17.07

AQUOS PHONE ZETA SH-02Eは、「ZETA」シリーズのハイエンドモデルで、大きな特徴として、シャープが開発する新世代ディスプレイ「IGZO」をスマートフォンで初めて採用しているため、圧倒的な省電力を実現している。

ドコモによると、連続静止画表示時間は、昨年冬モデルのSH-01Dと比較して約4.8倍の約24時間になった。

2012-11-26 19.17.31

ZETAはハイエンドモデルの証、ということで、新技術だけでなく既存のドコモサービス「NOTTV」にも対応しており、ロッド式のアンテナをラウンド形状のボディに沿うように配置している。

2012-11-26 19.18.03

4.9インチはかなり大きな部類に入るが、1つにラウンド形状を採用することで、手に持ったときの大きさの感覚をギリギリまで抑えている。

2012-11-26 19.28.10

また、イヤホン端子には専用のスタイラスペンが付属しており、細かい字まで書ける。金属部分から静電気を特殊導線でスタイラス部分まで伝えているとのことで、反応速度の問題でIGZOでないと書けない、ようだ。

2012-11-26 19.18.21

2012-11-26 20.55.09

電源ボタンはヘッドの中央にある。さらにその右側にはmicroSDカードスロットと、UIMカードスロットがある。そのことからも、電池パックが取り外し式ではなく、内蔵式であることが分かる。

2012-11-26 19.26.43

ファンクションキーは、シャープ製では標準となりつつある4つ配列で、左から「戻る」「ホーム」「メニュー」「タスク」となっている。設定で、制限付きだが変更が可能なようだ。

2012-11-26 19.29.33

最後に、持ち合わせていた5.5インチの「docomo NEXT series GALAXY Note II SC-02E」と比較した。0.6インチ違うため、一回り小さい筐体に仕上がっていた。

ご購入検討している方は、参考にしていただけると幸いだ。

レビュー:ファーウェイ「STREAM 201HW」(初心者にも優しい!初期設定篇)

8073762856_99b00d318e.jpg

ソフトバンクモバイルが、冬春モデルとして発表し、10月に販売を開始したファーウェイ・ジャパン製「SoftBank 4G」対応のAndroidスマートフォン「STREAM 201HW」の評価機を、Android総合情報サイトのAppComing様にお借りしたので、数篇にわたり当ブログにてレビューを掲載している。

これまで、201HWをデザイン面からレビューする「筐体篇」と本機種の特徴の1つである5秒起動をレビューする「高速ブート篇」をお送りした。

今回は、筆者を含めてスマートフォンを扱う機会が多い者が見落としがちな、スマートフォンの初期設定について、201HWの場合を見ていく。

201HWは、1.5GHzデュアルコアCPUを採用し「SoftBank 4G」に対応したミドルレンジモデルだが、価格帯が比較的安価であることからも幅広いユーザー層に支持される機種になる。そうしたスタンスの端末で、近年のスマートフォンユーザーの増加に伴い、初期設定にどのような工夫をこらしているのだろうか。

初期設定メニューなどの導入は販売キャリアとの共同の調整になるだろうが、201HWの場合は初期設定がかなり充実した分かりやすい内容となっていた。

Screenshot_2012-11-28-21-22-00.png Screenshot_2012-11-28-21-22-08.png

まず、201HWを初めて起動すると「お父さん」とともに設定アシスタントが表示される。Androidスマートフォンで必須といってもいい「Googleアカウント」に加えて、家庭やオフィスで快適に利用するための「Wi-Fi」を設定する流れだ。

Googleアカウントを設定する前に、スマートフォンの「アプリ」についてパズルのイラストで説明している。(語弊は承知のうえで単純化すると)フィーチャーフォンとは違い、スマートフォンは「電卓」も「カメラ」もアプリケーションとして起動する。この概念が、スマートフォンを使い始めたユーザーが認識しづらい部分でもある。

Screenshot_2012-11-28-21-22-15.png Screenshot_2012-11-28-21-22-25.png

その上で、アプリのダウンロードによるカスタマイズがスマートフォンの醍醐味であることを説明しており、例えば自分の好きな「時計」アプリを追加したり、使いやすい「電卓」をインストールすることが、スマートフォンでは簡単に行える。

上記を行うためには、Google Playから検索してインストールすることができることを案内している。

Screenshot_2012-11-28-21-22-36.png Screenshot_2012-11-28-21-22-43.png

Googleアカウントの設定により、連絡先とカレンダーも同期できることを解説している。その後の設定画面は、Android OSのスタンダードなインターフェイスだ。

Screenshot_2012-11-28-21-23-24.png Screenshot_2012-11-28-21-23-33.png

Googleアカウントの設定が完了したら、次はWi-Fiの設定画面に入る。近くのWi-Fiネットワークを検出してパスワードを入力する流れだが、設定画面ではWi-Fiへの接続を推奨しているような文言がみられる。

Screenshot_2012-11-28-21-25-12.png Screenshot_2012-11-28-21-25-20.png

初期設定が全て完了すると、Android OSのベーシックな画面に移る。安全上の注意が表示され、低温やけどへの注意喚起が出る。その後、ホーム画面が表示される前に、アプリケーション一覧をどのように見るか、ガイダンスが出る。

このあたりは他のスマートフォンでも実装されているが、実は重要なガイダンスで、アプリを壁紙のように並べるスタイルをとっているiPhoneを使っていたユーザーは「アプリがどこにあるのか」探しだすことが難しいという。

Screenshot_2012-11-28-21-25-30.png Screenshot_2012-11-28-21-25-42.png

設定が全て終了すると、ホーム画面が現れる。Google、Yahoo!のウィジェットのほか、主にソフトバンクとヤフーのアプリケーションが並んでいる。

まだ、大半では「ファーウェイ」はあまり聞き慣れない海外メーカーに類するだろうが、ソフトバンクショップでAndroidスマートフォンを選ぶとき、選択肢は少ないうえに、シャープ製は端末代金が高い。

自然と201HWを選ぶことを想定すると、上記のような充実した初期設定の搭載は、国内向けまたはキャリア向けのカスタマイズという面で評価できる。

関連:
レビュー:ファーウェイ「STREAM 201HW」(筐体篇)
レポート: ファーウェイ「STREAM」と「Ascend」ブランド名について
レポート:ファーウェイ・ジャパンとは
レビュー:ファーウェイ「STREAM 201HW」(高速起動篇)
ファーウェイ・ジャパン「STREAM 201HW」レビューを開始

レビュー:ファーウェイ「STREAM 201HW」(筐体篇)

8073762856_99b00d318e.jpg

ソフトバンクモバイルが、冬春モデルとして発表し、10月に販売を開始したファーウェイ・ジャパン製「SoftBank 4G」対応のAndroidスマートフォン「STREAM 201HW」の評価機を、Android総合情報サイトのAppComing様にお借りしたので、数篇にわたり当ブログにてレビューを掲載する。

なお、当ブログは10月に開催された「201HW」のイベント(主催:ファーウェイ・ジャパン、協力:エクシズ株式会社)に参加しており、その際に201HWの特徴の1つである「高速ブート」をレポートしている。まずはそのムービーから再掲載する。


ムービーは、実際に電源をオフにした201HWを起動し、ロック画面が表示されるまでに、つまり起動に要する時間を測定、様子を記録したもので、結果は、ボタン長押しで起動→Androidのロゴが表示される画面(電源オン)の状態から、ロック画面が操作可能になるまで約5秒だった。これは、ファーウェイが謳っている通りの結果となる。

ファーウェイによると、Androidの設定上で「高速ブート」がオンの際は、完全に電源がオフになっているわけではなく、限りなくオフに近い待機電力でバッファをとっているため短時間での起動が可能になるとのことだ。

さて、以上を前置きに、本記事では、まずは前回触れられなかった201HWの筐体デザインについて、写真とともに見ていきたい。

IMG_7767.jpg

201HWは、ディスプレイに4.3インチ(960×540ピクセル)SuperAMOLEDディスプレイを採用する。ディスプレイ上部に130万画素のサブカメラを備えており、ディスプレイ面に物理キーは搭載しない。

ファンクションキーは、静電式でベーシックな3つを配置しており、左から「戻る」「ホーム」「メニュー」となる。ファンクションキーのロゴは印刷されており、バックライトを搭載している。

IMG_7772.jpg

IMG_7774.jpg

背面は、特徴的な幾何学模様が全体に施されている。波線に添うように「SoftBank 201HW」「HUAWEI」のロゴが横向きにプリントされている。

写真の通り、背面は筐体も波を打っており、ボトムに向かうに連れて突起した形状だ。800万画素の裏面照射型CMOSセンサーを採用するメインカメラ周りも盛り上がったデザインで、その周りにLEDライト(左)、スピーカー(下)、マイク(上)が配置されている。

この曲線的なデザイン故に、手に持った感じが自然で包みやすく、また普段はベーシックでフォーマルな黒い筐体も光に打たれたとき、その美しいラインが覗く感じが良い。

2012-11-24 123925

筐体の右側面には、充電同期用のmicroUSBポートを備える。ダイレクトにアクセスできるインターフェイスは、こことヘッドのイヤホン端子のみとなる。

いずれもキャップレスで、直接ケーブル等を挿すことができる。フィーチャーフォンではキャップ付きの端子が当然となっていたが、iPhoneなどの海外製スマートフォンは多くがキャップレスを採用している。しかし、昨今の国内向けスマートフォンは、ほぼ防水機能を搭載しており、そのなかでもキャップレスを採用するのはごくわずかだ。

筆者は、充電や音楽を聴くたびにキャップを開かなければならない仕様の主に国産スマートフォンを敬遠するほど、これらの仕様が億劫でならない。その点、201HWの手間省けるダイレクトアクセスが喜ばしい。

なお、サイズは、厚さ9.9(最厚部13)mmで、比較的薄型だが、重量は約131gと最近のスマートフォンでは少々重たいと感じるかもしれない。ただ、ラウンドデザインが手に馴染むので、角ばった薄型をアピールするスマートフォンよりも持ちやすい。

2012-11-24 123959

左側面には、Androidスマートフォンでは標準的な電源ボタン+音量調整ボタンが配置されている。左右は利き腕にも依るだろうが、この種のボタンは、左右の側面配置が望ましい。

たまにヘッドに電源ボタンを搭載するスマートフォンがあるが、あれはiPhoneなど小型スマートフォンならではの位置だと感じる。4.3インチを超える大型スマートフォンでは、ヘッドの電源ボタンは指が届かなくて、扱いづらい。

2012-11-24 123525

201HWのサブカメラ右には通知ランプが搭載されている。ディスプレイが1つしか用意されていないスマートフォンには必須の装備であるが、海外製スマートフォンではあまり重要視されていない。

例えば、海外最大手のサムスン電子ですら、今年6月発売の「docomo NEXT series GALAXY S III SC-06D」まで、本格的な通知ランプは実装されなかった。AppleのiPhoneにいたっては、今に至るまで本格的な通知ランプは実装されていない。

そうしたなか、ファーウェイは、昨年12月発売のイー・モバイル向け「GS02」から通知ランプを搭載している。地味ではあるが日本向けの重要な機能を早くから標準化していたのだ。

日本市場を重視するファーウェイの姿勢がうかがえる一つの要素とも言える。

関連:
レポート: ファーウェイ「STREAM」と「Ascend」ブランド名について
レポート:ファーウェイ・ジャパンとは
レビュー:ファーウェイ「STREAM 201HW」(高速起動篇)
ファーウェイ・ジャパン「STREAM 201HW」レビューを開始

KDDIとソフトバンクモバイル、回線契約版「iPad mini」「iPad (4th generation)」11月30日発売

  • Day:2012.11.22 18:38
  • Cat:iPad
スクリーンショット 2012-10-26 15.27.46

KDDIソフトバンクモバイルは、本日、Appleの「iPad mini with Wi-Fi + Cellular」「iPad (4th generation) with Wi-Fi + Cellular」を11月30日(金)に発売すると発表しました。

なお、両社とも端末価格や料金プラン等の詳細を明らかにしておらず、iPhone 5の予約開始の際と同様、両社が主に料金プランの小競り合いのために発売直前まで公表を控える可能性が高いです。

なお参考までに、NTTドコモのタブレット端末向け料金プランについて紹介します。

ドコモでは、Xi(ドコモLTE)対応のタブレット向けに、大きく分けて2つのプランを用意しています。1つはフラット制の「Xiデータプラン フラット にねん」で月額5,985円、もう1つは二段階制の「Xiデータプラン2 にねん」で月額2,500円〜6,510円となります。

また、ドコモは既にXiスマートフォンを所有するユーザー向けに「プラスXi割」というキャンペーンを行なっており、その場合は「2台目タブレット」の定額料を2,980円(最大24ヶ月間、以後3,980円)に割引します。

筆者の希望的観測を記述すると、KDDIとソフトバンクには、iPad向けに月額4,935円のプランを用意し、iPhoneを含む既存ユーザー向けには定額料を月額2,980円に割引するキャンペーンを設けることが望ましい形ですが、いかがでしょうか。

レポート:PFU「ScanSnap iX500」新製品発表会

  • Day:2012.11.20 23:32
  • Cat:Gadget
27.jpg

11月12日(月)、PFUは、都内のホテルで記者会見を開催し、ScanSnapシリーズの3年半ぶりフラグシップラインの新モデルである「ScanSnap iX500」を発表した。

PFUは、その日3回目となる新製品発表会を午後7時から開催、その「夜の部」に参加してきたので、レビューを掲載する。(主催:株式会社 PFU)

IMG_2384pfu.jpg

3年前に「ScanSnap S1500M」を導入以来、筆者はScanSnapのファンだ。満を持しての新モデルiX500は、従来のファンの期待に応える新機能が搭載されていて、また時代に沿った代物だった。早速紹介していきたい。


iX500は、速くなった。スキャナーにとって速さは要だ。筆者も使っているS1500Mと比較すると、1分間の読み込み枚数は20枚から25枚へ増えた。これは、新たに搭載されたデュアルコア「GIチップ」プロセッサにより、スキャン後の画像処理をScanSnap自体が行えるようになったことが起因しているそうだ。

IMG_2403pfu.jpg

また、iX500では、シリーズで初めてブレーキローラーを搭載しており、原稿を1枚ずつ高速に取り出すことにより重送による読み取りエラーを抑止している。iX500は、読み取り枚数20万枚の耐久性を持つという。

IMG_2401pfu.jpg

iX500のメイン機能は、Wi-Fiへの対応だ。iPhoneやiPadとWi-Fiで接続している状態で、アプリケーションから「スキャン」を押すと、遠隔でスキャンが開始されるほか、スキャン済のファイルは直ちにデバイス側に転送される。

今回の発表会には、ScanSnapのパートナーということで、Evernoteも登壇して自社サービスとの連携をアピールした。確かに、ScanSnapとEvernoteサービスはとても相性の良い組み合わせだ。筆者も大学時代、要るのか要らないのか分からないレジュメや、ノートをScanSnapで片っ端から取り込んでは、Evernoteのノートブックに放り込んでいた。

iX500は、これをPCレスで行える。例えば、iX500にWi-Fiで接続したiPadから、スキャン後にそのファイルを取り込み、アプリ内でEvernoteなど別のアプリを呼び出して転送することが出来るのだ。こうしたシチュエーションを実際に会場ブースで試してみた。


なお、販売開始当初は、PCとWi-Fi接続することが出来ないため、PCとScanSnapで「ワイヤレススキャン」といった使い方は出来ないが、PFU担当者によると、将来のソフトウェアアップデートで対応が予定されているとのことだ。

PCがノートブックならば自分が動けばいいのだが、デスクトップのユーザーはScanSnapを動かすしか無い。設置場所を固定できるのも、Wi-Fi対応のメリットだ。プリンターなどは、既にAirPrint含めてWi-Fiに対応したモデルが普及している。ここにScanSnapがWi-Fi接続機能をフルに備えると無敵だろう。

IMG_2394pfu.jpg

残念ながら会場抽選でのiX500のモニター権は逃してしまったが、iX500は、S1500Mからの買い替え需要に応えられるだけの進化を遂げていると感じた。

今後、iX500を導入することがあれば、また機会を設けてレビューしたい。

レビュー: アマゾン「Kindle Paperwhite 3G」

  • Day:2012.11.19 23:59
  • Cat:Gadget
IMG_7688.jpg

アマゾンが、本日、アマゾン・ドット・コムの電子書籍専用端末「Kindle Paperwhite」を発売した。今年6月26日、アマゾンが「近日発売」と案内してはや5ヶ月弱、ようやくKindle端末の日本発売にありつけた形だ。

当ブログでも、本日「Kindle Paperwhite 3G」(以下、Paperwhite)を入手したので、簡単にレビューしていく。

IMG_7681.jpg

Paperwhiteは、アマゾン・ドット・コムが製造および販売する電子書籍専用端末「Kindle」シリーズのスタンダードラインの第6世代目(ただし、正式には第4世代以降は「Kindle touch」「Kindle Paperwhite」となる)で、筆者は第3世代(Kindle Keyboard)から、第4世代と利用してきた。

IMG_7678.jpg

上の写真は、第4世代(右)とPaperwhite(左)のツーショットだが、第4世代がフロントに物理ボタンを備えるのに対して、Paperwhiteは「Kindle」ロゴのみのデザインだ。

IMG_7683.jpg

筐体全体にラバーコーティングがかかっているのは変わらないが、背面の大きなKindleロゴが、プリントからエンボス加工に変更された。また、ブラック・グレーのツートンから、ブラックに統一されている。

IMG_7691.jpg

Paperwhiteで大きく変わったのは、内蔵ライトを搭載したことだ。従来のKindleは、内蔵ライトを搭載していなかったので、自然光がない場所での読書は困難だった。

IMG_4934.jpg

上の写真は、筆者が第3世代Kindleを購入した際に併せて買ったLEDライト搭載のカバー(純正)だ。ソニー製「Reader」を含めて電子書籍端末を利用してきた者にとって、就寝前の読書や夜のバスなど暗所での利用が難点だったが、Paperwhiteで、全て解消された。

IMG_7707.jpg

純正カバーからのぞくPaperwhiteのディスプレイを撮ってみた。薄く光っていることがわかる。Paperwhiteは、25段階で明るさの調整ができる。よほど暗闇でなければ、通常は5〜10程度でも問題ない。

IMG_7700.jpg

IMG_7705.jpg

純正カバーの内側はナイロン地に薄くKindleロゴが印刷されている。端末は、柔軟性のあるハードカバーにはめ込む方式だ。

カバーのフリップ部にはマグネットが内蔵されており、端末側のマグネットと反応してディスプレイが自動でオン/オフするため、端末下部のパワーボタンを押す必要がないのは非常に便利だ。ちょうど、iPadに採用されている機構と同様と言える。

Paperwhiteは、第4世代と比較しても、また今年9月に発売されたソニーのReaderと比較しても動きが軽快で、バックライトも有効的だ。コンテンツ数はまだまだ整っていないが、もともとマルチプラットフォームで展開しているKindleは、Paperwhite、iPhoneやiPadなどのiOSデバイス、Android、Mac、Windowsなど複数のプラットフォームで、シームレスな同期ができる。

その1点でも、Readerではなく、Paperwhiteを選ぶ理由があると言えるだろう。

歴代キンドルのレポート:
Gadget: Amazon Kindle 3(3G+WiFi)
Gadget: Amazon "Kindle"(2011)

レビュー: Apple「iPad mini」(「4:3」映画篇)

  • Day:2012.11.18 18:04
  • Cat:iPad
スクリーンショット 2012-10-26 15.27.46

今月2日、Appleの打ち出す新たなカテゴリのタブレット端末「iPad mini」が発売となった。

当ブログでも、発売1週間程度が経過した先週、レビュー『筐体篇』を掲載した。さらに1週間が経ち、次第と接する機会が増えたiPad miniの活躍できる場面が徐々にはっきりしてきた。今回からは、iPad miniの特徴を他のタブレットと比較した上でシーン別に紹介する。

さて、市場の大半のスマートフォンやタブレットが16:9やそれに近いアスペクト比を採用するなか、Appleは、iPadで一貫して4:3を採用している。

先のレビューでも、Appleが「4:3のアスペクト比」が大画面化に貢献していると書いたが、実際にどのようなシーンで大きな画面が貢献するのか。ここでも、16:10を採用するGoogle「Nexus 7」と対比してみた。

☆映画の場合

Appleは、国内で2年前よりiTunes Storeでの映画販売、レンタルを提供している。いまやiTunes Storeを中心とするコンテンツ共有のエコシステムはAppleならではだ。

DSC00790mini.jpg

iPad miniのサイズ感は「持ち歩く」ことを前提としており、ディスプレイの小さいiPhoneでは映画はちょっと、と思っていた筆者も、iPad miniなら外出時に良いかなと考える。iOSデバイスはバッテリーの持ちもいいので出張の時に、などと期待は膨らむ。

スクリーンショット 2012-11-18 9.58.08
(www.apple.com/jp/ipad-mini/design/より)

一方で、4:3のアスペクト比ゆえのデメリットも存在する。種類にもよるが映画は2:1に近いワイドスクリーンサイズがポピュラーだ。そうした映像をiPad miniで再生すると、せっかく16:9のタブレットより35%広い表示領域の約半分を黒帯が占め、ディスプレイの横幅3分の1ほどで申し訳なさそうに再生される。

他のタブレットやスマートフォンは、16:9に近いワイドスクリーンを採用しており、Nexus 7も16:10だ。先に挙げたiPhone 5も1,136x640ピクセルで、アスペクト比は約16:9となる。

Nexus 7とiPad miniで同じ映画を再生すると、表示領域に結構な差があることが分かる。

iPadminimovie001.jpg

iPad mimiでは、1,024x768ピクセルのディスプレイ領域に対して、ある映画は1,024x427ピクセルで再生されるため、ディスプレイの約56%を利用していることになり、7.9インチ中の約4.4インチを使っている計算となる。

スクリーンショット 2012-11-14 22.03.09

他方、Nexus 7では、1,280x800ピクセルのディスプレイ領域に対して、同じ映画が1,280x534ピクセルで再生される。ディスプレイの約67%を利用している計算となる。つまり、約4.7インチの領域となり、iPad miniよりも大画面で再生されている。

hdvideo_hero_2x.jpeg
なお参考までに、iPhone 5(1,136x640ピクセル)の場合、映画は1,136x474ピクセルの映画が、ディスプレイの約74%、約3インチで再生される。iPad miniと約3インチ差があるものの、再生領域の違いは約1.4インチにとどまる。

以上のことから、iPad miniの4:3ディスプレイは、2:1に近い映画を楽しむには少々もったいない比率のようだ。映画を楽しむことを最大の目的とするならば、ワイドディスプレイを搭載するタブレット端末のほうが、限られたディスプレイを最大限に活用できるだろう。

関連:
レビュー: Apple「iPad mini」(筐体&ディスプレイ篇)

RUMOR: 「iPad mini with Wi-Fi + Cellular」など、需要供給バランスで発売延期の可能性=MACお宝鑑定団

  • Day:2012.11.18 16:04
  • Cat:iPad
スクリーンショット 2012-10-26 15.27.46

MACお宝鑑定団さんは、米国で発売が開始された、Appleの「iPad mini with Wi-Fi + Cellular」および「iPad (4th generation) with Wi-Fi + Cellular」に関して、供給数の不足によりApple Retail Storeを除いて、Wi-Fiモデル同様に2週間待ちが続いており、販売キャリアは需要と供給バランスの差が開くのを防ぐため、顧客満足度を意識したApple同様の露出自粛モードに入り、目立った動きを行っていないと伝えています。

その上で、日本の業界関係者の間では、国内のWi-Fi + Cellularモデルは、11月30日(金)発売という噂が出ているものの、需要供給バランスにより発売が延期される可能性もあるとのことです。

アマゾン、「Kindle Paperwhite」を出荷開始

  • Day:2012.11.18 10:45
  • Cat:Gadget
スクリーンショット 2012-11-18 16.05.21

アマゾンが、18日、国内初投入のAmazon.com製電子書籍専用端末「Kindle Paperwhite」の出荷を開始しました。

アマゾンは、19日に電子書籍専用端末の「Kindle Paperwhite」「Kindle Paperwhite 3G」をそれぞれ7,980円、12,980円で発売します。また、12月にはタブレット端末「Kindle Fire」「Kindle Fire HD」をそれぞれ12,800円、15,800円で販売します。

Kindle Paperwhite
Kindle Paperwhite
posted with amazlet at 12.11.17
Amazon.co.jp (2012-11-19)
売り上げランキング: 3

ヤマダ電機・ヨドバシカメラなど家電量販3社、「Kindle」販売見送り=日本経済新聞

  • Day:2012.11.17 07:58
  • Cat:Gadget
日本経済新聞は17日、ヤマダ電機・ヨドバシカメラ・エディオンの家電量販大手3社は、今月19日に発売を開始するAmazon.comの電子書籍端末「Kindle」の取り扱いを見送ると報じました。

同報道によると、3社は、家電販売でアマゾンと激しい価格競争を展開しており、Kindleの普及がオンラインストアへの顧客流出につながると判断しました。また、店舗の粗利率が10%以下で利益の出にくい製品であることも影響しました。

なお、ビックカメラやケーズホールディングス、上新電機は、Kindleを取り扱うとのことです。ビックと上新は、アマゾンに出店しており、ビックは「アマゾンの顧客に自社の通販を利用してもらえればメリットは大きい」と考えています。

アマゾンは、19日に電子書籍専用端末の「Kindle Paperwhite」「Kindle Paperwhite 3G」をそれぞれ7,980円、12,980円で出荷開始します。また、12月にはタブレット端末「Kindle Fire」「Kindle Fire HD」をそれぞれ12,800円、15,800円で販売します。

Kindle Paperwhite
Kindle Paperwhite
posted with amazlet at 12.11.17
Amazon.co.jp (2012-11-19)
売り上げランキング: 3

レビュー: ウィルコム「HONEY BEE 5」

2012-11-16 084732

11月15日、ウィルコムは、京セラ製ストレート型PHS「HONEY BEE 5」(WX07K)を発売した。同モデルは、HONEY BEEシリーズの第5弾となり、従来のモデルの特徴を踏襲しつつ、大幅に改良を加えている。

当ブログでも、HONEY BEE 5のBLUE x REDモデルを入手したので、簡単なレビューを掲載する。

2012-11-16 084814

HONEY BEE 5は、2インチ(240x320ピクセル)のIPS液晶を搭載している。カメラには従来と同様の約31万画素カメラをフロント/バックに2つ備える。

2012-11-16 084752

今モデルのデザイン的な特徴が、筐体の中央で色を分かつツートンカラーだ。カラーバリエーションは、8色展開、ベーシックなホワイト×ホワイト、ブラック×ブラウン以外の6色は、ビビッドカラーのツートン(イエロー&オレンジ、バイオレット&ピンク、ブルー&レッド)と、パステルカラーのツートン(ブルー&イエロー、ピンク&ピンク、グリーン&パープル)といった珍しいラインナップを揃える。

筆者が入手したのは、ビビッドカラーのブルー&レッドだ。なお、カラーバリエーションによっては、トップ/ボトムのフレーム色も異なっているので、購入時にカラバリを決めるのは悩ましい選択となるだろう。

2012-11-16 084836


なお、HONEY BEE 5は、シリーズ初の機能を多く搭載している。まず、防水(IPX5/IPX7相当)に初めて対応した。ウィルコムによると、バスルームやキッチンでの使用、外出先での雨天時に水を気にすることなく使用出来るほか、本体が汚れた場合は水洗いが出来るとしている。

また、Bluetooth 2.1+EDRをサポートし、スマートフォンの子機になる機能が搭載された。これは、SOCIUSも同様の機能を備えるが、HONEY BEE 5では、スマートフォンに届いたメールの新着確認を行うことが出来る。

HONEY BEE 5は、ウィルコムストアにおいて、一括購入で30,720円(W-VALUE SELECT適用時)と案内されている。契約2ヶ月目から24ヶ月に渡り毎月980円(計23,520円)がW-VALUE割引により割引かれるので、ユーザーの実質負担額は7,200円となる。

レビュー: サムスン「GALAXY Camera」(筐体篇)

IMG_7626.jpg

韓国サムスン電子が、今年8月のIFAで披露したAndroid OS搭載のデジタルカメラ「GALAXY Camera」を、11月上旬から英国で発売した。

当ブログでも、英国版「GALAXY Camera EK-GC100」のホワイトモデルを入手したので、レビューを掲載する。

本記事では、主に筐体デザインや製品仕様を写真とともにおさらいする。

IMG_7649.jpg

GALAXY Cameraは、Android 4.1(Jelly Bean)を搭載するコンパクトデジタルカメラだ。コンデジのレビューならば、通常はカメラの仕様やメニュー周りのUIについて書き始めるのだが、GALAXY Cameraは「Androidスマートフォン」としての顔も持つ。

表は(普通のスマートフォンとは違い、ディスプレイ面は裏側とする)、いかにもズームコンデジのデザインで、何も気にしなかったら「あ、国内ではめずらしいサムスン製デジカメだ」程度にしか見えない。

だが、筐体の左下に小さく刻印されている「GALAXY」のブランドロゴにより、GALAXY Cameraが、ただのコンデジではないことに気付かされるのだ。

IMG_7644.jpg

ディスプレイ面である裏側を見ると、そこには物理ボタンが一切存在しない。4.8インチHD Super Clearディスプレイ(1,280x720ピクセル)が一面に配されている。(サムスン製には珍しくSuperAMOLEDディスプレイではない)

IMG_7642.jpg

筐体上部には、パワーボタン、シャッターボタンが並んでいる。シャッターボタンは、コンデジでは標準的なズーム機能も備えるデザインを採用する。上部から見ても、ややボタンが少ないシンプルなコンデジという印象だ。

また、物理ボタンが右側面に配置されており、ポップアップ式の内蔵フラッシュを起動させる時に使用する。

さて、そろそろ突出したカメラレンズ部分に興味が移る頃合いだ。Androidを搭載するデジタルカメラは、ニコンなど数社が出しているが、スマートフォンメーカーで、かつカメラメーカーであるサムスンの仕事は双方に妥協しないものだった。

IMG_7629.jpg

カメラには、1,630万画素の裏面照射型CMOSセンサーを採用し、レンズにF2.8、23mm〜480mmの光学21倍ズームを搭載する。GALAXY Cameraのプロセッサには、サムスン製1.4GHzクアッドコア「Exynos 4412」を採用している。

カメラとしてもスマートフォンとしても重要な外部ストレージには、microSDカードを採用しているほか、8GBの内蔵メモリも搭載している。その他のインターフェイスとして、HDMI 1.4出力にも対応しており、テレビなどで撮影した写真などを閲覧できる機能も備えている。

そのほか、GALAXY Cameraは、microSIMスロットを搭載しており、GALAXY Camera EK-GC100では、HSDPA(21Mbps)、HSUPA(5.76Mbps)、3Gクワッドバンド(850/900/1900/2100MHz)に対応している。なお、GALAXY Cameraは、音声通話には対応していない。

NTTドコモ、「Xperia AX SO-01E」を16日発売

201210310349280e6.png

NTTドコモが、同社の冬モデル「docomo with series Xperia AX SO-01E」を16日(金)に発売すると発表しました。

Xperia AX SO-01Eは、4.3インチ(1,280x720ピクセル)ディスプレイを採用するXi(ドコモLTE)対応スマートフォンで、プロセッサには、1.5GHz駆動デュアルコアのクアルコム製「MSM8960」を採用します。また、カメラには裏面照射型CMOSセンサー採用約1,300万画素カメラを搭載しています。

おサイフケータイ、NFC、ワンセグ、赤外線通信のほか防水・防塵にも対応しています。

SO-01Eをめぐっては、12日時点で販売予定日である「16日」の表記がウェブサイトから削除されるなど、一部では発売延期が噂されていましたが、ドコモの正式発表によって予定通りのスケジュールであることが明らかになりました。

なお、複数の情報によると、SO-01Eについて、一部のカラーバリエーションで供給不足が予想されるとのことです。

関連:
Sony Mobile、NTTドコモとKDDI向けLTE対応「Xperia Tsubasa」開発

イー・アクセス、同社初のLTEスマートフォンを来春発売

emobileltesmartphone.jpg

イー・アクセスは、12日、同社初となる「EMOBILE LTE」に対応したAndroidスマートフォンを来春にも発売すると発表しました。

同スマートフォンは、中国ファーウェイ製となり、4.7インチHDディスプレイを搭載するほか、プロセッサにはクアッドコアCPUを採用します。カメラには1300万画素の高画質カメラを採用しました。また、LTEネットワークを利用したテザリングにも対応させます。

なお、同スマートフォンは、同社初のモバイルFeliCa対応モデルとなります。

関連:
イー・アクセス、ファーウェイ製LTEスマートフォンを来春投入=日本経済新聞

NTTドコモ、「GALAXY Note II SC-02E」を16日発売

20121011125053_804_.jpg

NTTドコモが、韓国サムスン電子製Androidスマートフォン「docomo NEXT series GALAXY Note II SC-02E」を11月16日(金)に発売すると発表しました。

GALAXY Note II SC-02Eは、5.5インチHD SUPER AMOLEDディスプレイに、最新のAndroid 4.1(Jelly Bean)を搭載しています。1.6GHzクアッドコアCPUを採用しており、日本市場特化のワンセグに対応するほか、今回新たにおサイフケータイに対応しました。

本体に収納できるSペンも、前モデルから進化しており、Sペンを近づけるだけでフォルダの中身やEメール本文が閲覧できる「Air View」機能を搭載しています。

レビュー: Apple「iPad mini」(筐体&ディスプレイ篇)

  • Day:2012.11.11 18:05
  • Cat:iPad
スクリーンショット 2012-10-26 15.27.46

11月2日、Appleが満を持して投入した「iPad mini」が販売開始となった。iPad miniは、7.9インチディスプレイを搭載するiOS 6搭載のタブレット端末だ。

発売されたのはキャリアとの契約が無いWi-Fiモデルで、KDDIまたはソフトバンクモバイルとの契約により3G/4G LTEネットワークが利用できる「iPad mini Wi-Fi+Cellular」は、発売日を含めて詳細は明らかにされていない。

筆者も、iPad mini Wi-Fi(64GB)ホワイト&シルバーを入手したので、数回にわたりレビューを掲載する。


★筐体

DSC0079mini3.jpg

iPad miniのフォームファクターは、従来のiPadとは雰囲気を違える。ブラック&スレート、ホワイト&シルバーというカラーネーミングから「iPhone 5」のラインナップを想像するが、デザインはむしろ「iPod touch (5th generation)」のブラック&スレートとホワイト&シルバー両モデルに近い。

DSC00792mini.jpg

そのボディは、Appleが得意とするユニボディのアルミニウムを採用し、エッジを単結晶ダイヤモンドでカットしているため、横からディスプレイを覗いたときの美しさが際立つ。この辺りの処理もAppleならではで、iPhone 5やiPod touch 5Gといった今秋の新製品のフォームファクターを踏襲している。

DSC0078mini5.jpg

また、側面の音量調整ボタンや消音/画面ロックボタンのアルミニウムカッティングにもこだわりが伺え、全体の統一感が一層増している。

iPad miniはもちろん、iPhone 5やiPod touch、Macを含むApple製品は、他では見られない完成された高級感、細部に及ぶ素材へのこだわりが化粧箱を開けた瞬間にオーナーに伝わる。Appleがユーザーのファーストインプレッション、ファーストタッチを重要な経験として考えていることが分かる。


★ディスプレイ


iPad miniは、7.9インチディスプレイを搭載する。これは、新しいiPadや、同じく本日発売された第4世代iPadを含む歴代iPadが採用している9.7インチディスプレイよりも約2インチ小さい。Appleによると、iPad miniのサイズはiPadと比較して、7.7mm(23%薄)、308g(53%軽量)だ。

DSC0079mini5.jpg
(上がNexus 7/下がSmart Coverを装着した状態のiPad mini)

では、他社のタブレット端末と比較するとどうか。現在、最も人気のあるAndroidタブレット「Nexus 7」と比べてみた。

IMG_7406.jpg

Nexus 7は、7インチディスプレイを搭載し、iPad miniよりも0.9インチ小さい。また、アスペクト比が16:10を採用するため、4:3のiPad miniよりも「縦長」で、横幅が104.5mmに抑えられているため、片手で持ちやすい。(iPad miniは、134.7mm)

DSC00790mini.jpg

iPad miniは一回り大きめのサイズになるので、成人男性が片手で持つにはギリギリだ。ただし、iPad miniのほうが3mm以上薄く、約40gも軽い。また、アスペクト比の違いも起因して35%も表示領域が広い。


★Retinaディスプレイ非搭載


ただ、ディスプレイについては手放しに褒められない。Nexus 7は、1,280x800ピクセル(216ppi)IPS液晶を採用しているのに対して、iPad miniは、1,024x768ピクセル(163ppi)IPS液晶だ。つまり、Nexus 7よりも大画面であるにもかかわらずピクセル数が少ないことになる。

iPad 2と比較すると、小さいディスプレイに同じピクセル数が収まるため「ppi」は高くなり、見たままの解像度感も高めだが、Appleの他の製品、他社製を含めて比較すると少々厳しい意見を言わざるをえない。

スクリーンショット 2012-11-10 9.36.25 スクリーンショット 2012-11-10 9.36.46
(iPhone 4とiPhone 3GSの比較)

例えば、第4世代iPadは、2,048×1,536ピクセル(264ppi)、iPhone 5は、1,136x640ピクセル(326ppi)、カテゴリは違うが、MacBook Pro 15インチRetinaディスプレイモデルは、2,880x1,800ピクセル(220ppi)だ。

これらは全て「Retinaディスプレイ」というAppleの呼称基準に含まれ、MacBook Proの製品説明では「ピクセル密度がとても高いので、人間の目では一つひとつのピクセルを識別できないほど。画像は一段と現実の世界に近いものになり、テキストはくっきりとシャープです。」と説明されている。

裏を返せば、iPad miniはそうではないということだ。

同じタブレットカテゴリでIGZOディスプレイを搭載する「AQUOS PAD」は、Nexus 7と同じ216ppiだ。NTTドコモの「Xperia AX SO-01E」は、4.3インチ1,280x720ピクセル(342ppi)を搭載している。KDDIの「HTC J butterfly HTL21」にいたっては、5インチ1,920×1,080ピクセル(441ppi)だ。この2つの数値はRetinaディスプレイのiPhone 5に優っている。

HTC-J-Butterfly-HTL21-3V-red.png

このスペックの羅列に辟易する人もいるだろう。「スペックシートだけでは判断できない」ごもっともだ。

だが、そもそも解像度やppiという基準を有効利用してマーケティングを優位に展開してきたのは他ならぬApple自身である。

スクリーンショット 2012-11-10 9.45.37

Appleユーザーの目は、Apple製品が肥やしてきた。iPhone 4のディスプレイに感動し、新しいiPadのディスプレイで「Retina」の必要性を再認識し、MacBook Pro Retinaで再び衝撃を受けた。

だとすると、たとえ「解像度だけで全てを計り知り得ることはできない」が正論だとしても、ピクセルが気になる、画像・フォントが荒い・・・そうした非Retinaであることに対して一定の評価が下ることから目を背けてはならないだろう。

将来、iPad miniに次のモデルが投入されるとすると、「Retinaディスプレイ」であることは必要条件となる。それくらい、我々Appleユーザーが経験した「Retina」は感動的であり、機能的だったはずだ。

thought_hero_2x.jpeg

iPad miniは美しい、持っているだけで何かが楽しくなる、他のApple製品と同じだ。それだけに、ディスプレイが荒いのが玉に瑕なのである。

(次回「アスペクト比4:3の持つ魅力」について)

AppleとHTC、特許訴訟で全面和解/クロスライセンス締結

  • Day:2012.11.11 12:36
  • Cat:Apple
AppleとHTCは、両者間の全ての特許訴訟でグローバルな和解に達したと発表しました。

発表によると、両社は、今回の和解により、現在提起されている両者間の全ての特許訴訟を破棄し、10年間のクロスライセンス契約を締結しました。

和解条件は明らかにしませんでした。

HTCのピーター・チョウCEOは「HTCとAppleの紛争を解決できたことに満足している。今後は、訴訟ではなくイノベーションにフォーカスできる。」とコメントしました。

また、Appleのティム・クックCEOは「我々は、HTCと和解に達して嬉しい。Appleは、プロダクトイノベーションに今後も力を注いでいく。」と述べています。

関連:
HTC, Googleから譲り受けた9件の特許についてAppleを特許侵害で提訴
Apple, 日本でもSamsungを特許侵害で提訴/1億円の損害賠償を求めるー時事通信
HTC, Appleを特許侵害で提訴
Apple, Motorolaをドイツにおいて特許侵害で提訴/「XOOM」意匠類似性主張
Samsung, 米国におけるAppleに対する逆提訴を取り下げ
Apple, 韓国においてSamsungを特許侵害で提訴
Samsung, Appleを米国において特許侵害で逆提訴
Samsung, Appleを韓国、日本、ドイツにおいて特許侵害で逆提訴
Samsung, Appleの提訴に対して強力な法的対抗を明言
Apple, Samsungを特許侵害等で提訴/「Galaxy」と「iPhone」のデザイン類似性を主張
Apple, Motorolaを特許侵害で提訴
Motorola, Appleを特許侵害で提訴
Apple, Nokiaを英国で提訴
Nokia, Appleを特許侵害で再提訴
Nokia, Appleを特許侵害で米ITCに提訴
Apple, Nokiaを逆提訴
Nokia, Appleを特許侵害で提訴
HTC, Appleを特許侵害で逆提訴
Apple vs HTC: 特許衝突へ
Apple, HTCを特許侵害で提訴

イー・アクセス、ファーウェイ製LTEスマートフォンを来春投入=日本経済新聞

イー・アクセスは、高速通信規格LTEに対応する、中国華為技術(ファーウェイ)製スマートフォンを来春を目処に市場投入します。日本経済新聞が、10日付で報じました。

ファーウェイ製の新機種は、イー・アクセスで初となるLTE対応スマートフォンになるほか、同じく同社初のおサイフケータイも利用できます。また、同社が販売するスマートフォンで最大となる4.7インチディスプレイを採用します。

来年1月に経営統合するソフトバンクモバイルのネットワークにも対応させ、現行のモデルよりも幅広いエリアで利用できるようになる見込みです。

OtterBox、模倣品販売業者に勝訴/約8億円の損害賠償請求を認められる

  • Day:2012.11.10 09:06
  • Cat:iPhone
20110908-hq-banner.jpg
(OtterBox本社)

米国の携帯電話向けアクセサリメーカー大手OtterBox(コロラド州)は、現地時間8日、同社の人気ケース「Defender」の模倣品を販売するテキサス州の業者の権利侵害を訴える裁判で勝訴し、同業者に対して約8億円(1000万ドル)の損害賠償請求が認められたと発表しました。

スクリーンショット 2012-11-10 9.03.27

同判決では、被告のeBay出品者が過去10ヵ月間で少なくとも20,000個の模倣品「OtterBox Defender Series」を販売したことを事実認定しました。

curt-richardson.jpg
(Curt Richardson, OTTERBOX FOUNDER & CHAIRMAN)

OtterBox社の創業者兼会長のカート ・リチャードソン氏は、「OtterBoxブランドが強固になるにつれ、知的財産権の侵害がはびこっており、絶え間のない戦いになっている。我々にとって知財保護は、いまやビジネスコストの1つになった」とコメントした上で「現在進行中の不可欠な訴訟に警戒を怠ることなく準備している」としました。

同社は、有害な模倣品および販売による知財権侵害に対抗するため、米国でだけでなく欧州、中国とオーストラリアで法的措置を講じているとのことです。

同社ブランド保護マネージャーのジョン・マッキニー氏は、「我々は、世界で最も模倣されたブランドの1つだ」と述べた上で、「ブランド保護のために積極的な措置を講じるとともに、お客様が確実に高品質のOtterBox製品を購入できるよう取り組んでいく」とコメントしました。

なお、日本国内では、フォーカルポイント株式会社が、OtterBox製品の国内代理店契約を締結しています。

OtterBox社公式ウェブサイト
フォーカルポイント株式会社「OtterBox」ブランドサイト

NTTドコモ、各種事務手数料を改定

NTTドコモが、各種事務手数料を12月1日から改定すると発表しました。それに伴い、同種契約間で機種変更する際に発生する登録等手数料を新設します。

詳細は下記のとおりです。

☆登録等手数料(2,100円)
XiからXiへの機種変更
FOMAからFOMAへの機種変更など

☆契約事務手数料(2,100円→3,150円)
FOMAからXiへの契約変更
XiからFOMAへの契約変更など
※ドコモオンラインショップにおける契約変更に係る契約事務手数料は2,100円

☆カード発行手数料(3,150円→2,100円)
UIMカードの発行時
※機種変更などを伴う場合を除く
※ドコモUIMカードの形状変更で、12か月に1回のカード発行手数料無料制度は廃止

Apple、英国での対サムスン訴訟敗訴に関する謝罪文を修正して再掲載

  • Day:2012.11.04 00:09
  • Cat:Apple
スクリーンショット 2012-11-03 23.26.50

Appleが、英国のウェブサイト上に掲載していた韓国サムスン電子との訴訟敗訴に関する謝罪文を修正して再掲載しました。

同社は、サムスンのGalaxyタブレットがiPadのデザインを模倣しているとして提訴していましたが、イングランド&ウェールズ高等裁判所は、主張を退けた上でサムスンはAppleのiPadを模倣していないとの判断を示したうえで、Appleに対して「サムスンはAppleの製品を模倣していない」との文言をウェブサイトに1ヶ月間掲載すること、同国の主要3紙(Daily Mail、Financial Times、T3 Magazine)に謝罪と修正広告を掲載することを和解条件としていました。

上記命令に従い、Appleは10月25日に英国のウェブサイトトップページ(apple.com/uk)最下部に「Samsung/Apple UK Judgment」とのリンクを掲載し、判決内容を説明するページを設けましたが、判決内容に加えて裁判官の「Galaxyはクールじゃない」というコメントを引用したり、他国での勝訴例を挙げるなどしており、謝罪のニュアンスはありませんでした。

英国裁判所の判事は、1日、掲載された謝罪文が不十分であるとして24時間以内の取り下げおよび48時間以内の新たな謝罪文の掲載を命令し、Appleの対応に強い不満を示しました。(参考:Bloomberg

スクリーンショット 2012-11-04 0.08.18

同命令を受け、Appleは10月末に掲載した謝罪文を取り下げ、新たにトップページの最下部により大きなフォントで以下の文を掲載しました。

2012年10月25日、Appleは、英国のウェブサイトにて、サムスンのGalaxyタブレットコンピュータに関する声明を掲載しました。その声明は不十分で、イングランド&ウェールズ控訴裁判所の命令に従っていませんでした。正しい声明は [Samsung/Apple UK judgement] から。


また、リンク先には判決について下記説明がされています。

2012年7月9日、イングランド&ウェールズ高等裁判所は、サムスン(英国)のGalaxyタブレットコンピュータ (Galaxy Tab 10.1/Tab 8.9/Tab 7.7)が、Appleの登録意匠ナンバー0000181607 - 0001を侵害していないと判断しました。

Apple、iOS 6「マップ」の竹島表記を韓国名単独表記から「竹島」「リアンクール岩礁」併記へ=共同通信

  • Day:2012.11.02 00:05
  • Cat:Apple
takeshima.png

韓国聯合ニュースによると、韓国外交通商省は10月31日、Appleが、iOS 6で提供する「マップ」において、日本固有の領土である島根県竹島(韓国名・独島)の表記を、従来の「独島」から「竹島」および洋名の「リアンクール岩礁」との併記に変える方針を伝えてきた、と明らかにしたと報じました。共同通信が伝えました。

報道によると、Appleは、韓国政府の抗議に「ビジネスの利益を考えざるを得ない。日本市場の方が韓国より数倍大きい」と説明しました。

日本外務省は、これまでも「竹島」の表記をAppleに求めていましたが、引き続き「独島」を併記しないよう要請する方針です。

レビュー: NTTドコモ「ドコモnanoUIMカード」

nanosimdocomo.jpg

NTTドコモが、本日より「ドコモnanoUIMカード」の提供を開始したので、早速ドコモショップでUIMカードのサイズ変更を申し込んだ。ドコモでは、12ヶ月に1回までUIMカードのサイズ変更を無料で申し込むことができるが、nanoUIMカードも例外ではなかった。
※新規契約を伴う場合は別途事務手数料3,150円を要する。

現在、移動体通信キャリアでnanoサイズSIMカードを提供しているのは、Apple「iPhone 5」を販売するKDDIとソフトバンクモバイルで、今回ドコモは、SIMロックフリー版のiPhone 5ユーザー向けにUIMカードのみを提供するかたちだ。

nanosimcomp2.jpg

3キャリアのnanoサイズSIMカードを比較してみた。なお、ドコモでは「ドコモnanoUIMカード」、KDDIは「au Nano IC Card (LTE)」、ソフトバンクは「nano USIMカード A」が正式名称となる。

また、nanoSIMカードの製造メーカーは、ドコモがギーゼッケ アンド デブリエント株式会社(Giesecke & Devrient)、KDDIがジェムアルト社(Gemalto)、ソフトバンクも詳細は不明だが製造番号からジェムアルト社と思われる。

nanosimcomp.jpg

実際にドコモnanoUIMカードを、iPhone 5のSIMトレイに乗せてみた様子が上記となる。

nanosimattention.jpg

ドコモnanoUIMカードを入れて実際にiPhone 5を起動してみた。当然だが、国内で販売されているiPhoneにはSIMロックがかかっているので、アクティベーションの段階でエラーが表示された。

ドコモは、SIMロックフリー版のiPhone 5において通信サービスを利用する場合、LTEサービス「Xi」、FOMAプラスエリアは利用できないと案内している。

iPad mini: 出荷完了

  • Day:2012.11.01 09:39
  • Cat:iPad
スクリーンショット 2012-11-01 9.37.00

Appleの「iPad mini Wi-Fi」を国内のApple Online Storeで注文していたユーザーに、相次いで出荷完了通知が届いているようだ。

筆者にも、予約開始とほぼ同時に注文していた「iPad mini Wi-Fi 64GB - ホワイト&シルバー」の出荷完了通知が届いた。

配送予定は、発売日の11月2日(金)となっている。

レビュー: Apple「iPad mini Smart Cover – (PRODUCT) RED」

  • Day:2012.11.01 00:25
  • Cat:iPad
minicover.jpg

Apple Online Storeから、iPad miniの予約開始と同時に注文していた「iPad mini Smart Cover」が、本体よりも一足早く到着したので簡単にレビューする。

iPad mini Smart Coverの外装は、iPad Smart Coverのパッケージをそのまま小さくしたという感じだ。まだ、iPad miniは発売されていないが、Smart Coverでおおよその大きさはつかめるだろう。

IMG_2267mini.jpg

表面はポリウレタン製。iPad Smart Coverのように革製が用意されていないのは残念だが、Apple Store限定の(PRODUCT) REDカラーは、ポリウレタン製としてラインナップされた。

(PRODUCT) REDカラーをiPad Smart Cover 革製と比較すると、やや明るい赤になっている。

iPad mini Smart Coverは、3つの折り目がついている(iPad Smart Coverは4つ)。

IMG_2268mini.jpg

裏地はマイクロファイバーを採用。こちらはiPad Smart Cover同様で、(PRODUCT) REDモデルの場合は、裏地に刻印されている。

IMG_2271mini.jpg

iPad Smart Coverとの違いで、従来のものはiPadの側面との接着面が金属製だったが、iPad mini Smart Coverでは、擦り傷などに配慮したのか全体を表はポリウレタン、裏はマイクロファイバーで覆っていた。
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。