movie: 博士の異常な愛情 または私は如何にして心配するのを止めて水爆を愛するようになったか(Dr. Strangelove or: How I Learned to Stop Worrying and Love the Bomb)

博士の異常な愛情/または私は如何にして心配するのを止めて水爆を愛するようになったか
ソニー・ピクチャーズエンタテインメント (2007-01-24)
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う~ん、長い!でもwikiによると一番長い邦題は『マルキ・ド・サドの演出のもとにシャラントン精神病院患者たちによって演じられたジャン=ポール・マラーの迫害と暗殺』という映画だそうです。ちなみに邦題の『博士の異常な愛情』は原題の "Dr. Strangelove" をそのまま訳しているだけなので、誤訳という見方もあるそうですが、私はこの映画を観た後、誤訳とは言い切れない上手な訳だと思いました。

イギリス映画で、核戦争をブラックユーモアで描いています。制作当時の情勢を考えると、今よりもなお緊張した状態にあったのにも関わらず、こうした映画を創ることが出来るスタンリー・キューブリック監督は凄い。後の作品『2001年宇宙の旅』『時計じかけのオレンジ』も彼の代表作ですが、私はこれが一番好きです。

ストレンジラブ博士の登場シーンは少ないのですが、その中で強烈な個性を放っています。「心配するのを止めて」と書かれていますが、既にストーリーでは心配していないようです。「これもユーモアか!」といった感じの作品で、ラストまで変な気持ちにさせてくれる映画です。

話は変わりますが、今日まさに日本テレビ系列で『ヴィレッジ(The Village)』が放映されていたときに、私はそれを知らずDVDでヴィレッジを観ていました^^; なんという偶然。ヴィレッジも大好きです。なんでこのタイミングでテレビで?それにしても主役のブライス・ダラス・ハワードが今こんなに大きくなっているなんて・・・ちょっとショック。でもそういえばスパイダーマン3でも見たな。。

他にも『俺たちは天使じゃない(We're No Angels)』や『マイ・フェア・レディ(My Fair Lady)』を最近観ました。デ・ニーロ、ショーン・ペン、オードリー・ヘプバーン・・・どれも最高ですね^^
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movie: 靖国 YASUKUNI

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なにかと公開前に問題になった、李纓監督によるドキュメンタリー映画『靖国 YASUKUNI』をようやく観ることが出来ました。東京では3日から渋谷シネ・アミューズで上映されていますが、他ではシネカノン有楽町1丁目で今月10日から、と観られる場所は限られています。今日は初回上映を9時ごろギリギリ購入出来ましたが、映画を観終わった頃には本日分は全て売り切れになっていました。どうしても観たい方は朝早くにチケットを購入しておくのがいいかもしれません。

さて内容について。これほど大騒ぎする話だったのか・・・さっぱり分かりません。全く反日映画ではなく、まさにドキュメンタリー映画といった出来具合でした。監督が10年間に渡り撮影した映像が使用されており、裏ではこんなことが行われていたのか・・・など靖国神社を知る上では大変参考になる映画でした。映画を観ないで「反日」と決めつけて街宣活動をした右翼系団体、それを恐れて上映を取りやめた劇場に問題があります。

しかし問題を残す映画であることも間違いありません。それは「ドキュメンタリー映画」がどこまで物事を追及できるのかということです。全編に渡って登場する、刀匠刈谷直治氏は「自身の映像がこうした使われ方をするとは知らなかった」としてシーンのカットを要望しています。しかしもちろん制作側は応じていませんし、映画を観た私としても、これらをカットすると映画が成り立たないと思います。

朝日新聞によると、これらの問題は『期待権』の問題で、ドキュメンタリー制作に関して「編集・表現の自由を上回る権利があるとは思えない」という見解があるようです。さらに「取材後に相手の要望に応じるのを前例にすると、要望通りにしか撮れなくなる。それはドキュメンタリーといえない」といった意見も。この意見には同意できる部分もありますが、私は刀匠に監督があらかじめ映画の趣旨を伝えていたかについても少々疑問です。

さらに問題視された要因の1つに文化庁によって芸術文化振興助成金750万円が支払われていたことが挙げられます。助成金が支払われない映画のほうが多数ある中で、あえて文化庁がこの映画に助成金を支払った点は納得がいきません。助成金支出の基準から考えても妥当であるか否かはグレーです。

最後に。映画館の前は朝早いにも関わらず警備員が5~6名ほど警備にあたっており、10時前後になると写真のような機動隊の車両が待機していました。

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なおシアター内でも上映中、前方に警備員が1名待機しているなど、ちょっと違和感がありました。前述の通り、映画自体は特に偏ったメッセージを流すプロパガンダ映画ではなく、単なるドキュメンタリー映画で、全く反日映画ではないことをもう一度述べておきます。ついでにパンフレットも出来が良く、靖国Q&Aのようなコーナーに「A級戦犯の分祀は出来ないの?」というような問いがあり、答えに「神道では一度合祀した御霊を分けることは出来ず、そもそも神道で言うところの分祀とはコピーのようなもので、他の神社に祭神を分けることを意味する」と正確に書かれています。制作側の認識としては全うではないでしょうか。

追記:
映画終盤のスライドショーに「南京事件」で登場するようないわく付きの写真が何枚か映されますが、その中に明らかに中国軍の拷問器具の写真がありました。あれは何を考えて最後に映したのか、それまでの映画としての妥当性を著しく下げているとしか思えません。

purchase: "Trainspotting"

トレインスポッティング (Blu-ray Disc)
ソニー・ピクチャーズエンタテインメント (2008-04-23)
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既にDVD版は持っていますが、いつの間にかBlu-rayで出ていました。ちょうど英国映画について大学で勉強(なぜ?)しているので、この機会に高画質で観てみます。いつかBlu-rayが当たり前になる時代が来るでしょうが、出来るだけ早く来て欲しい・・・。。

ちなみにその英国映画講義の講師が執筆された本がとても面白いので、こちらも紹介しておきます。少々・・・というよりかなり根は張りますが。分厚いデカイ本なので、読みごたえはあるかも。英国映画が好きな方はぜひ。↓

スクリーンの中に英国が見える
狩野 良規
国書刊行会
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purchase: "ATH-AD1000", "AT-HPS500"

audio-technica ATH-AD1000 オープンエアヘッドホン
オーディオテクニカ
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久々にヘッドホンを購入しました。私はいつも、大抵の通学時はiPod付属の純正イヤホン、ショッピングなど遠出のときはUltimate Ears 5Pro、飛行機ではBOSE QuietComfort3を使用するなどシーンに合わせて使い分けています。

一方、家では主にiMacに接続したBOSE Companion3で音楽、映画を楽しんでいるため、ヘッドホンを使う機会というのはありませんでした。しかし深夜に映画を観るとなると、なかなか大音量を出せないのがマンションです。。控えめに、控えめに・・・とやってきましたが、この際、ヘッドホンを導入してオモイキリ楽しもうと考え、検討を始めました。

以前、同じオーディオテクニカ社の "ATH-AD500" を使用していましたが、今回購入した "ATH-AD1000" は定価で約4倍というなかなか高価な商品のため、違いは何だろうと、もっと言うと、オーディオテクニカ社製の開放型ヘッドホンはラインナップが豊富で、「ワンランク上を」と考えていると、例えば "ATH-AD2000" というハイエンドもあります。

最終的にはアマゾンで定価42,000円のところが約23,000円という点に魅かれて、"ATH-AD1000" を購入しました。ちなみに私が残り1点を購入したみたいで、現在は納期が約1週間程度になっています^^;

なお、音は、ということになると今の段階でははっきりわかりません。言えることは解像度が比較的高く、高音が強いという感じでしょうか。音楽を聴くにはジャンルを選ぶかもしれませんが、私の場合は映画を楽しむ目的だったため、満足しています。なにより大音量で聴けることが私にとって素晴らしい。

付け心地ですが、もちろん高額なモデルのため、その点も配慮されています。こちらは量販店などで付けてみると分かると思いますが、独特の心地よさというのが備わっているようです。いずれの箇所も圧迫されません。あと、コンセプト上致し方ない点としては、ケーブルが長いということです。私は束ねています。

開放型ということで、もちろんですが音漏れのレベルは激しいです。したがって外で(特に電車などで)使用するのはコンセプト的にも似合わないかもしれません。取り敢えず私はエージングのため毎日ずっと音楽を流しています(効果については分かんない 汗)。

そしてついでに購入したのがオーディオテクニカ社製のヘッドホンスタンド。こちらは単純に好奇心で。こういうのが部屋にあるのも面白いかな・・・と思い^^ アマゾンで取り扱われています。こんな感じになりました↓

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大きいかな~と思いましたが、置いてみると意外にもしっくりきました。スピーカーの位置を考えても丁度よかったです^^ こんな感じで映画楽しもうと。もうレザボア・ドッグスは観ちゃいましたが^^;

purchase: "The Great Gatsby", "Reservoir Dogs"

グレート・ギャツビー (村上春樹翻訳ライブラリー)
スコット フィッツジェラルド 村上春樹
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レザボア・ドッグス スペシャル・エディション(初回限定特別価格版)
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現在(というか結構前から)Amazonプライムの一ヶ月無料体験というのをやっている、ということを知って、早速導入してみました。Amazonプライムは「お急ぎ便」を年間3,900円で無制限に利用できるサービスですが、私は必要ないかな~と思って申し込んでいませんでした。

そして導入後さっそく注文したのが、F・スコット・フィッツジェラルドの名作『グレート・ギャツビー』、数年前に出版された村上春樹訳バージョン。彼独特の訳がどう活かされるのか気になり購入。そしてDVDではクエンティン・タランティーノの監督デビュー作『レザボア・ドッグス』を購入。こちらも以前から観たかったというのに加えて、比較的安価でスペシャル・エディションが手に入れられるということで。

土曜日の夜に注文して、発送されたのが日曜日の午前10時(千葉から)、配送センターに到着したのが午後4時ごろ、その後5時30分ごろに配達されてきました。「当日・翌日配達」を謳うお急ぎ便は見事に役目を遂げたわけです。商品の内容以前に、そちらに感心させられます。しかもこのAmazonプライム、1,500円未満の注文も配送料が無料になるというメリットもあるということで、そちらのほうが、もし本導入するとすれば私には魅力的かもしれません。

一ヶ月の体験期間で見定めたいと思います。その前にグレート・ギャツビーを読もうと^^

Movie: スウィーニー・トッド, マゴリアムおじさん

実家の近くにワーナー・マイカル・シネマズがあるので、帰省をチャンスに映画を観まくろうと思っています^^ とりあえず公開が終わりそうな映画や数が少ない映画を・・・。

Sweeney Todd: The Demon Barber of Fleet Street(スウィーニー・トッド フリート街の悪魔の理髪師)
ピクチャ 7

この映画はミュージカルをTim Burtonが映画化したもので、日本でも人気のジョニー・デップが主役スウィーニー・トッドを演じています。ミュージカル風の映画という作りで、最初から最後までストーリーにも歌にも魅了されました。ただし「ジョニー・デップ好き」というだけでこの映画を観たら大変なことになります。バイオレンスな表現が生々しいのも特徴的でした。

Mr. Magorium's Wonder Emporium(マゴリアムおじさんの不思議なおもちゃ屋)
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ダスティン・ホフマン主演のファンタジー映画はスウィーニー・トッドと対照的に一切のバイオレンス表現がなく、観ていて気持ちの良いものでした。たまにはこのようなファンタジー映画も良いな~と。この映画はDVDを買いたくなるほどです^^ ナタリーのショートヘアーもカッコいいかも^^;

Universal, Blu-rayへの転換を発表

東芝がHD DVD事業からの撤退を発表したことを受け、これまでHD DVDを独占的に支持してきたUniversal Picturesは、HD DVDのサポートを打ち切るとともに、Blu-rayで高品位の映画を制作していくと発表しました。ただしこれまでHD DVD単独だったことから、転換には多少の時間がかかると見られています。

また現在HD DVDを支持しているParamount Picturesも週末までにはBlu-rayへの転換を発表するとのことです。その他、欧米でHD DVDプレーヤーを販売しているONKYOも部品調達が困難になることから販売停止を決定しました。

国内では、ポニーキャニオンが4月以降のHD DVD発売スケジュールを白紙にして、4月20日に発売が予定されていた『NHK DVD 月周回衛星“かぐや”が見た月と地球』を発売中止にすると発表しました。同作品がBlu-rayなど他のフォーマットでの発売は現時点で未定とのことです。

主要各紙の社説も次世代DVD一色となりました。内容は概ね、東芝の素早い決断を評価しています。
高画質DVD 規格一本化は消費者には朗報だ(読売新聞社説)
DVD競争に敗れた東芝の選択と集中(日本経済新聞社説)
HD-DVD―教訓生きたスピード決着(朝日新聞社説)
新世代DVD 利便向上へさらに努力を(毎日新聞社説)

東芝, HD DVD事業撤退を発表 フォーマット戦争終結

東芝が、HD DVD事業からの撤退を決定し、同事業の開発・生産を停止して3月末を目処に事業を収束することを発表しました。レコーダとプレーヤーの開発・生産は即座に停止、PC用のHD DVDドライブについても、顧客の需要に配慮しながらも同様に量産を終了する予定です。

東芝の西田厚聡社長は会見で、撤退の最大の要因について「先月のワーナーによるBDの選択が非常に残念だった」と述べ、ワーナー・ショック以降の動きが決定に繋がったとしました。この決定により、次世代DVDをめぐる争いはBlu-rayへの一本化をもって、とりあえず決着がつくことになります。東芝では、Blu-rayへの参入に関して「現時点でBDをベースにしたプレーヤー/レコーダを販売するという計画はありません」と言及しています。

東芝プレスリリース
HD DVD事業の終息について
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